暮らしを美しく、心地よく、豊かにしてくれる『京都の新名品』

老舗の名品、憧れの宿の逸品、古今の職人の手仕事…。長年、京都で愛される名品も、時代に合わせてアップデートされ、より使いやすく洗練されている。職人の技が光る衣食住にかかわるキッチン用品や和のインテリア、季節の花など、お取りよせ可能な京都メイドの”新名品”をご紹介。

 

 
京都の新名品① HOSOO「テキスタイル」

元禄元(1688)年創業の西陣織の老舗『細尾』の旗艦店。オリジナルのテキスタイルを最大限に生かしたホームコレクションを展示販売し、6月からはオンラインストアをスタート。職人の卓越した技から生まれた独自の色彩や質感を詳細に味わえ、クッション、ポーチ、ルームシューズなどが取り寄せられる。見た目の美しさはもちろん、裏地の美しさやファスナーの滑り、履き心地といった細部にもこだわり、使い手の気持ちを豊かにしてくれる逸品ばかり。カーテンや壁布のオーダーの相談にも乗ってくれる。

HOSOO

HOSOOのテキスタイルとレザーを組み合わせたルームシューズ¥70,000〜(送料別)。職人が木型から作成し、履き心地まで追求したこだわりのアイテム。2サイズから展開。

ショーケース

ショーケースにはポーチを展示。スクエア、ハーフムーンのデザインで、各サイズから選べる。

ホームコレクション

ホームコレクションを壁一面に並べる店内。表情豊かなテキスタイルとアイテムを一覧できる。

独自に開発した織り機を使って150㎝幅に織り上げたテキスタイル

独自に開発した織り機を使って150㎝幅に織り上げたテキスタイル。家具やカーテンは約150種類におよぶコレクションから選べる。

HOSOO

京都市中京区両替町通姉小路下ル柿本町412

☎075・221・8888 ㊡祝日、日曜不定休

http://www.hosoo.co.jp/ ※電話かHPで注文

 
京都の新名品② ギャラリー遊形「ホームグッズ」

憧れの宿『俵屋旅館』で実際に使用しているオリジナルグッズを扱うギャラリーショップ。外出しにくい日が続く中、待望の公式サイトを設け、家にいながら商品を閲覧できるようになった。人気の石鹸やタオルをはじめ、衣食住にかかわるさまざまなアイテムをアップし、宿泊客の間で人気の寝具の購入もできる。糸や生地選びにこだわった6重ガーゼのケットやシエスタマットは、一年を通じて愛用でき、手放せなくなること絶対! 体によく、快適な睡眠を促す逸品だ。
色鮮やかなポッシュ
色鮮やかなポッシュはギフトとしても人気。¥3,200。
シエスタマット&円筒型枕
シエスタマット&円筒型枕¥22,381、太さの違う綿糸をランダムに織り上げたオリジナルガーゼで作ったレイヤード・ガーゼ・ケット(9月下旬入荷予定)¥15,500、キャンディクッション¥4,500。シエスタマットは枕を芯にし、丸めておけるデザイン。
ガーゼの心地よさにこだわったレディスとメンズのナイティ
ガーゼの心地よさにこだわったレディスとメンズのナイティは約20アイテム。¥9,000〜(送料別)。注文、問い合わせは電話かFAXで。
ギャラリー遊形

京都市中京区姉小路通麩屋町東入ル

☎075・257・6880 FAX 075・212・8020 不定休

https://www.yukei.jp/ ※電話かFAXで注文

 
京都の新名品③ 山田松香木店「和の香り」

白檀や伽羅、桂皮などの香木や薬の原料となる生薬を用いた日本独自の香り。自粛生活が続く中、疫病を払い、平穏無事な日々に戻れるよう祈念をこめた商品を充実させ、薬玉もそのひとつ。平安朝のころから不浄や邪気を払う道具として使われ、竹籠の中に香りの袋を詰めた「薫籠 薬玉」はオリジナルの逸品。現代の暮らしに合わせて調合したゆかしい香りが漂い、心身を癒し、活性をもたらしてくれる。気がゆるめられない日が続く今、鎮静の香りとなる。
白檀など10種類以上の香木や香原料をブレンドした薫籠 薬玉
白檀など10種類以上の香木や香原料をブレンドした薫籠 薬玉¥2,800、飾り台¥2,500。3色の鈴つきの匂袋を入れ、赤色の袋を紫色に替えた薬玉もある。
解毒、解熱の薬効があるとされる訶梨勒(かりろく)の実をひと粒しのばせた掛け香
解毒、解熱の薬効があるとされる訶梨勒(かりろく)の実をひと粒しのばせた掛け香¥1,200(送料別)。平安時代には疫病を避ける魔よけとされていた。
御所西に暖簾(のれん)を掲げる江戸時代から続く香木専門店
御所西に暖簾(のれん)を掲げる江戸時代から続く香木専門店。生薬や香原料を壁一面の薬箪笥に納め、希少な香木も多数扱う。
山田松香木店

京都市上京区勘解由小路町164

☎075・441・1123 無休(年末年始を除く)

https://www.yamadamatsu.co.jp ※電話かHPで注文

 
京都の新名品④ うつわと古物 幹「骨董や器」

人気作家の器と古物をさりげなく合わせ、空間全体で独自の雰囲気を醸し出すショップ。セレクトと取り合わせの妙で、古今と和洋のものをしっくりとなじませ、ふだん使いできる器を提案している。「ザ・骨董というより手が届くもの。現代のものは古物へのリスペクトを感じる作家の作品で、なにより自分が欲しいもの」が店主の目線。感覚が近い作り手の作品、織部や美濃の古い器、買い求めやすいヨーロッパや日本の古物を集め、机や椅子などの什器も販売している。サイトでも店の空気を感じながら購入でき、器好きなら心ときめくはず。
江戸時代に生まれた御深井焼(おふけやき)を再現した安洞雅彦の器
織部のあと、江戸時代に生まれた御深井焼(おふけやき)を再現した安洞雅彦の器。各¥5,500。
さまざまな国や時代の古物
さまざまな国や時代の古物。ドイツのテーブルランプ¥62,700・¥35,000、ギリシャの金属皿¥12,000、ピューターボトル¥18,000、日本のオイル挿し¥500、フランスの金彩ガラスボトル¥5,500、壁にかけたアメリカの木のとめ具¥5,000。須恵しのぎ蓋物¥4,950のみ現代で松葉勇輝作。
伊羅保急須
伊羅保急須¥17,600、黒釉面取茶杯 各¥3,300。タナカシゲオ作(すべて税込。サイトの価格は税別・送料別)
うつわと古物 幹
1階には古物、2階には作家の器を置く。
うつわと古物 幹「骨董や器」

京都市上京区河原町通丸太町上ル出水町274

☎070・2181・4605 不定休

https://utsuwatokobutsu-kan.com

※電話かHPで注文

 
京都の新名品⑤ 辻和金網「金網の道具」

銅線やステンレス線をひと目ずつ縒(よ)り合わせて作る金網の道具。水切りや籠はさまざまなサイズから選べ、最近はコーヒードリッパーといった今の暮らしに応えたものも人気とのこと。手付焼網は目の細かい受け網がガスの直火を和らげ、フライパンのように手軽に使える。
肉や魚、野菜はもちろんパンを焼くにも重宝する手付焼網
ガス火をまんべんなく広げ、肉や魚、野菜はもちろんパンを焼くにも重宝する手付焼網。受け網の交換にも対応してくれる。ステンレス手付焼網¥4,000、銅手付焼網¥9,000
コーヒードリッパー
用途とデザインを兼ね備えた手編みコーヒードリッパー¥5,000〜、特製茶こし¥5,000〜(送料別)
辻和金網

京都市中京区堺町通夷川下ル亀屋町175

☎075・231・7368 ㊡日曜、祝祭日

http://www.tujiwa-kanaami.com

※電話かHPで注文

 
京都の新名品⑥ 御箸司 市原平兵衞商店「平安箸」

明和元(1764)年創業以来、お箸ひとすじ。当代主人考案の「平安箸」は、ねばりがある京都の竹を用い、箸先を繊細に削り込んでつまみやすく、手元は身の部分を丸か角に持ちやすく削っている。皮目を残しつつ全体に漆をふき込んでいるので変色しにくく、手入れもしやすい。
細かい食材をつまみやすく仕上げた平安箸「拭き漆仕上げ」
細かい食材をつまみやすく仕上げた平安箸「拭き漆仕上げ」は大中小 各¥4,200(送料別)
すす竹を用いた「みやこばし」
店内に並ぶ箸は400種類以上。用途に合わせて素材を厳選、使いやすさを追求して、最適な箸を提供。囲炉裏やかまどの煙でいぶされた、すす竹を用いた「みやこばし」も人気。
御箸司 市原平兵衞商店

京都市下京区堺町通四条下ル小石町118の1

☎075・341・3831 ㊡年始、不定休

https://ichiharaheibei.com ※電話かHPで注文

 
京都の新名品⑦ 京都三条 竹松「籠」

日本の暮らしに季節を呼び込む竹工芸品の専門店。熟練の職人が手がけた丈夫で美しい竹製品をそろえ、巧みな手作りによるものが充実。六ツ目編みの竹籠は伝統の技を踏まえてしっかりと編み込み、柄や形は繊細なオリジナル。手に優しく、機能性に優れ、使うほどに愛着が増す。
日常使いの竹製品
毎日使っても飽きない日常使いの竹製品が中心。愛用するうちに飴色に変化する様も楽しみのひとつ。
花のように編み上げたオリジナルの花六ツ目鉄
六ツ目に細い竹ひごを潜らせ、花のように編み上げたオリジナルの花六ツ目鉄鉢¥7,500〜(送料別)。底を細工編みにすることで、見た目美しく、強度も増す。
京都三条 竹松

京都市東山区三条通大橋東入3の39

☎075・751・2444 無休

http://www.kyotosanjo-takematsu.com

※電話かHPで注文

 
京都の新名品⑧ 清課堂「錫の器」

天保9(1838)年創業の京都で唯一の錫器の店。伝統的な神仏具や茶器などに加えて、現代の生活に合う食器や酒器、花器を手がけ、若手の金属作家の作品も扱う。鍛金と鋳金の2つの製造法を駆使しながら、錫の表情を引き出し、モダンな作風にも挑戦している。
菊割小皿
使い勝手のよい小皿は柔らかな感触で金属とは思えぬぬくもり。手前から、菊割小皿1枚¥4,500、磐肌丸皿¥3,600。
ビアマグやワイングラスなどの酒器
ビアマグやワイングラスなどの酒器も見つかる。
冷酒に向く鎚目ぐい呑み
冷酒に向く鎚目ぐい呑み¥6,000(送料別)。光の当たり方で肌合いに変化が生まれ、存在感を放つ。
清課堂

京都市中京区寺町通二条下ル妙満寺前町462

☎075・231・3661 ㊡月曜、年末年始

http://www.seikado.jp

※電話かHPで注文

 
京都の新名品⑨ みたて「季節の花」

暮らしの空間にあって数少ない命あるものであり、季節を感じさせる花の存在。その花をもって新たな景色や価値を見出す『みたて』の仕事は、儚くも記憶に残る美しさ。京都を中心に近郊から集められた花は、いずれも自然に逆らわずその時季に手に入るもの。お取り寄せの花は、寄せ植えや木箱などの装花、生けて楽しめる切り花など、用途や好みで選べ、電話で相談に乗ってくれる。遠く離れていても京都の風景に思いを馳せ、移ろう季節と心静かに対峙できる。
季節の木箱
「季節の木箱」¥4,000。
利休が花を届けるために考えたといわれる「送り筒」
利休が花を届けるために考えたといわれる「送り筒」¥12,000。花入としても使える。
季節のさまざまな切り花をセットにして届ける定期便「季節のおまかせ便」
季節のさまざまな切り花をセットにして届ける定期便「季節のおまかせ便」ひと月¥5,000〜。
誂えの花は自然の景色を切り取ったかのような寄せ植えや盛り花
誂えの花は自然の景色を切り取ったかのような寄せ植えや盛り花¥10,000〜。写真は¥12,000。すべて取り寄せ可能(送料別)
日本の暦や京都の歳時記をテーマにする花を飾る店内
日本の暦や京都の歳時記をテーマにする花を飾る店内。
みたて

京都市北区紫竹下竹殿町41

☎075・203・5050

営業日はHPで確認を

http://hanaya-mitate.com

※電話かHPで注文

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