【あの人の溺愛ねこ図鑑 第13回】高橋里奈さんの愛猫・ラグドールのベル

猫好きさんちのかわいい子たちの様子を毎月お届けする連載13回目。今回は、モデル高橋里奈さんの愛猫・ラグドールのベルをご紹介。膝の上に乗るとすぐに顔を埋めるベル。照れているのかと思いきや「いつもですよ」と高橋さん。なかなかの甘えん坊です。
高橋里奈さん(モデル)

高橋里奈さん(モデル)

たかはし りな●モデルとしてファッション誌を中心に活躍。ファッションブランド「RINa PRivé」プロデュースのほか、コンセプターとしてライフスタイルブランド「irima」をスタート。私生活ではふたりの兄妹の母でもある。
ベル ラグドール 5歳・♀

ベル ラグドール 5歳・♀

ブルーのつぶらな瞳がかわいいベル。「名づけ親は、当時、ディズニーの『美女と野獣』にハマっていた娘です」
高橋さんの膝の上でじっとしているベル
インタビュー中、高橋さんの膝の上でじっとしているベル。最初こそテーブルのほうを向いているけれど、すぐに高橋さんの体に顔を埋めて沈黙。むぎゅっと力の入った感じが、眠いときの赤ちゃんのよう。「夜、眠るときは私の腕枕ですね(笑)」 
後ろに回ると、ブルーの目がちらり
後ろに回ると、ブルーの目がちらり
少し落ち着いて部屋を歩きはじめたベル
少し落ち着いて部屋を歩きはじめたベル。極端に人慣れもせず逃げもせず、もの静か。「もう一匹、4歳のスコティッシュフォールドの男の子がいるのですが、放っておくとその子におやつを食べられるがまま。ベルには少し離れたところで静かに食べてもらいます」
まだ小さいころのベルとお嬢さん
つかず離れずの距離感で寄り添う、まだ小さいころのベルとお嬢さん。(高橋さん撮影)

「子供たちも猫のおかげで成長してくれています」

「猫の取材って、私、初めてなんですけど……」と話す高橋さん。その続きは、「どうして今までなかったんだろう?」というちょっぴり強気なものだった。それもそのはず、高橋さんは筋金入りの“猫人生”を送ってきたのだ。

「私の母も、捨て猫や野良ちゃんに食事を与えたり家族に迎えたりしていたので、生まれたときから猫のいる生活があたりまえだったんです。それに一人っ子だった私にとって、猫はきょうだいのような存在でした」
 
20代後半の独身時代には、保護猫など4匹と暮らしたことも。
「その当時は、このまま一人でたくさんの猫と暮らすのもいいかなって本気で思っていました。幸せでしたね(笑)」

ベルとの出会いは2016年。アメリカンショートヘアの先代猫を亡くして1年半ほどがたち、再び猫との暮らしをと思いはじめたころだった。
「保護猫とのご縁がなく、ショップのホームページで何げなく見つけた子でした。ケージの中で大きくなる一方なのが心配で、見にいきました」

当時すでに6カ月。人慣れしておらず、抱こうにも逃げるばかりだったが、高橋家の一員となってからは、すっかり甘えん坊に。

「それだけじゃなく、娘が落ち込んで部屋に閉じ込もっていたりすると、『どうしたの?』ってそばにいって寄り添ってくれたり。何か察する力をもっているみたい。そのおかげか、子供たちも優しい心を持ってくれたように思います。私自身が癒されるだけでなく、子育ても助けられていますね」
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