学び直すなら子育てがひと段落した今!アラフィー世代におすすめの仕事に役立つ資格

子育てがひと段落したアラフィー世代は、学び直しの適齢期。せっかく学ぶからには、仕事に生かせることを学びたいと考えているアラフィーも多いはず。そこで今回は、大人の学びに詳しいエキスパートに、「アラフィーにおすすめの資格」について聞いてみた。
教えてくれたのは…
キャリア・デベロップメント・ アドバイザー いぬかいはづきさん

キャリア・デベロップメント・ アドバイザー いぬかいはづきさん

’67年、東京都生まれ。キャリア・デベロップメント・アドバイザー、産業カウンセラー、心理相談員としてキャリアカウンセリングに従事した経験を生かし、メディアなどで、大人の資格や学び情報を発信。All About「仕事に活かせる資格」ガイドとしても活躍。

Q.できれば仕事に役立てたい。おすすめの資格は?

A.ひとひねりある資格で差別化をはかって

「“鉄板”は、日商簿記や宅建、英検、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)のように、歴史があり広く認知されている資格。長く続いているのは需要がある証拠ですから。また、求人サイトに資格名を入れて、求人情報を検索する“逆引き”も有効。その資格にどのくらいニーズがあるかわかります」

現在の仕事の延長線上でキャリアアップを目ざすなら、経験の裏づけとなる資格のほか、ひとひねりある資格をとるのも効果的。経理の場合、裏づけとして簿記を、変化球として国際会計検定をとることで"同業他者"と差別化できる。

「エクラ世代はPCに疎いと思われがちなので、それを逆手にとり、PC関連の資格をとるのもいいでしょう。意外性があるのでプラス評価になりますし、『何歳になっても新しいことに前向きな人』というアピールにもなります」

アラフィーが注目したい資格

キャリアコンサルタント

職業選択や能力開発にまつわる相談・アドバイスを行う国家資格。キャリアコンサルタントという職種の募集は多くないが、人事や営業など、幅広い分野で活用できる。

ITパスポート

情報処理の入門編と位置づけられている国家資格。IT専門職の就職には有効性がないが、PCやネットワークの基礎知識やスキルの証明になるとして、近年人気が高い。

BATIC(国際会計検定)

東京商工会議所認定の資格で、グローバルに通用する国際会計のスキルと英語力をダブルで証明できる。一般的な会計の知識やスキルにプラスαのアピールができる。

読者の声

・3年前にファイナンシャルプランナーを取得。資格マニアの私ですが、クラウドソーシングで仕事を発注されるなど、これはとってよかったもののひとつ!(自営業・56歳)

・医薬品を販売できる登録販売者の資格を取得。おかげで、転職がスムーズに。(会社員・53歳)

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