イメージする、口に出す、デキる人の近くに行く。やる気スイッチが入る3つの行動

やる気を起こすスイッチの押し方を、諏訪東京理科大教授の篠原菊紀さんに教えていただいた。意思でコントロールできない「やる気」は、外側=行動から脳に働きかけるのが正解。
教えてくれたのは…
篠原菊紀さん

篠原菊紀さん

諏訪東京理科大教授。専門は脳神経科学、応用健康科学。日常の場面での脳活動や脳トレなどに詳しく、著書に『「すぐにやる脳」に変わる37の習慣』(KADOKAWA)など。

その行動を具体的にイメージしてみる

その行動を具体的にイメージしてみる

線条体は行動の開始、維持、コントロールにもかかわり、やるべき行動を具体的にイメージすることで活性化します。『ソファから立ち上がり』『玄関に行き』『シューズに足を入れて』……とひとつひとつの行動を、映像として細かく具体的にイメージするのがポイント」

オノマトペを口に出してみる

オノマトペを口に出してみる
「『チャチャッと片づける』『スクッと立つ』など、行動につく擬声語や擬態語がオノマトペ。オノマトペをつけて行動を表現したときとそうでないときは、前者のほうが脳がより活性化するという実験データがあり、その結果線条体の働きが活発になると考えられます」

仕事が早い人のそばに行ってみる

仕事が早い人のそばに行ってみる
「脳には、他者の行動を反映するミラーニューロンという神経があります。仕事を意欲的に手早くこなす人を見ているとミラーニューロンが活性化、同様のパフォーマンスを発揮できる可能性が。ミラーニューロンは対象を近くで見るほど活性化するため、デキる人のなるべく近くに行ってみて」

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