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50代に多い「めまい」のタイプは?専門医が教える「めまい」が起きたらすべきこと
目が回ってベッドから起きられない、足もとのふらつきで立っていられない……何が起きているの!? と心配になるめまい。延べ20万人以上のめまい患者をみてきた名医が、その原因と対策を解説。めまいを治すリハビリも必見!
最近、聞こえづらい50代必見!「耳」の小さな不調の対処法
こんなこと、増えてませんか?
会社の健康診断の聴力検査で「所見あり」
テレビの音量を以前よりも上げないと聞こえにくい
何度も呼ばれているのになかなか気づかない
何人かで会話していると聞き取れないことが……
話題の「聴力検査」、体験してみた。
2種類の検査を行い、難聴の原因場所を探る
通常の聴力検査は「純音聴力検査」といい、外耳・中耳から始まり、脳が音を受け取るまでを調べる。純音聴力検査には外耳から中耳までの音の伝達を調べる「気導聴力検査」と、骨を伝わって内耳から脳までの音の伝達を調べる「骨導聴力検査」の2種類がある。これにより、聞こえに異常がないか、異常があれば原因の場所を判断する。健康診断の聴力検査では1000ヘルツと4000ヘルツの音のみ行われることが多いが、純音聴力検査では7つの周波数(音の高さ)の聞こえを調べる。
検査室に入室
防音壁に囲まれた検査室で検査技師さんとマンツーマン
外の音を遮断する、防音の検査室。検査技師のかたとともに入室し、早速検査を開始。
まずは「気導検査」から
外耳~中耳の検査から。音が聞こえたらボタンを押す
ヘッドフォンから「ピッピ」「ポッポ」という音が聞こえてくるので、聞こえたら手元のボタンを押す。音の高さはさまざまで、すぐ聞こえる音もあれば、注意しないと聞こえづらい音も。ちょっとゲームのようなおもしろさも。
続いて「骨導検査」
次は骨導の検査。同じく音が聞こえたら反応
外耳(耳の穴)・中耳を経由せず、側頭骨から内耳(蝸牛)の音の振動の伝わりを調べる「骨導検査」。耳の後ろの出っぱった骨にヘッドフォンを当て、音が聞こえたらボタンを押す。左右同様に行う。耳じゃないところから音が聞こえてくる、やや不思議な感覚。通常の聴力検査はここまでで、入室から10~15分程度で終了。
必要に応じて「語音聴力検査」を行うことも
言葉の聞き取りを調べる。アやイなどの語音が使われる。難聴の原因を診断したり、補聴器の効果を予測するための検査で、ヘッドフォンから聞こえる音を答え、正答率で評価する。
検査結果のグラフからわかること
純音聴力検査のグラフの一例。縦軸は音の大きさ、横軸は音の高さを表す。この検査結果は、周波数(音色)が高くなるほど大きな音量でないと聞こえていないことを示している。つまり、高い音が聞こえにくい状態。
神尾記念病院附属 聴覚クリニック
東京都千代田区神田淡路町2の21の11山崎ビル2・3・4F
☎03・3253・8733
診療時間/9:00~、13:30~
※完全予約制(神尾記念病院の一般外来受診後に予約可能)
休診日 土・日曜、祝日、年末年始
「耳の不調」で困らないために、気をつけたいこと
不便だけど、まだ大丈夫でしょ……そんな油断は禁物。アラフィーに多い聞こえづらさは、加齢によって聴力が落ちる「加齢性難聴」の可能性大。放置して進行してしまうと、将来的に認知症のリスクも上昇。気づいた「今」からケアしたい。
神尾友信先生
早い人では50代でも発症。加齢による難聴に要注意
「耳が遠い、聞こえにくいといった症状は高齢者に多いイメージのせいか、50代で症状があっても『まだそんな年では』と認めたくないかたも多いようです」と神尾先生。
聞こえにくさ=難聴は、大きく分けて2種類。外耳から鼓膜のある中耳までの、音の振動にかかわる部分が原因の場合が「伝音難聴」。
音の振動を電気信号に変えて脳に伝える内耳部分に障害が起きるのが「感音難聴」。この2つが合わさった混合性難聴の場合も(下の耳の不調の図参照)。
「加齢によって聞こえにくくなる『加齢性難聴』は、多くは内耳の機能低下による感音難聴であり、アラフィーになって聞こえにくさが増してきたかたは、多くはこのタイプでしょう。内耳にある蝸牛という器官には、音をキャッチする有毛細胞という感覚細胞があり、年齢とともにこれが減ってくるのが主な原因です。イヤホンを長時間している、日常的に大きな音にさらされているなどのライフスタイルは、有毛細胞の劣化に拍車をかけます。感音難聴になると、現在の医療では聴力をもとに戻したり進行を止めることはできません。65歳くらいから急激に増えますが、早いと40~50代から始まるかたもいるので注意が必要です。放置しているうちに、さらに聴力が低下すると、会話に入りづらくなってコミュニケーションが減っていき、将来的に認知症のリスクが高まる恐れも。治らないとはいえ、今後しだいで進行をゆるやかにすることは可能なので、生活習慣などに気をつけて、耳をケアしてほしいと思います。また、聞こえに難が出たら補聴器も選択肢のひとつ。抵抗が大きいかたもまだ多いと思いますが、早めに補聴器をつけることで生活の質は向上しますし、難聴がすすんでからでは効果が得られない場合も。ぜひ早めに検討してほしいですね」
耳の不調の図
耳は「外耳」「中耳」「内耳」の3つの部分からなる。外耳から入った音は鼓膜を振動させ、中耳の耳小骨に伝わる。伝わってきた振動は内耳で電気信号に変換されて脳に伝わり、音として認識される。外耳から中耳のどこかに支障が出て音が聞こえにくくなるのが「伝音難聴」、内耳の有毛細胞や電気信号を伝える神経に支障が出るのが「感音難聴」。
「耳」の小さな不調の対処法
イヤホンはノイキャンタイプを一日1時間以内が理想
「電車内などでイヤホンを使うと、周囲の騒音に負けまいと音量を大きくしがち。大きな音は有毛細胞にとってダメージ大。小さな音でも聞こえるようノイズキャンセリング機能つきのイヤホンを。それでも一日1時間以内に」
音を大きくしていないか小まめにセルフチェック
「難聴は気づいたときにはすすんでいることが多いもの。日ごろからスマホの音量などをつい上げていないかチェックを。上げがちの場合は難聴が進行している可能性があるので、できるだけ早く専門病院を受診しましょう」
聞こえの細胞をいたわるには生活習慣を整えるのが第一
「蝸牛の毛細血管の血流が悪化すると、蝸牛内にある有毛細胞が劣化しやすい。適度な運動や良質な睡眠など、自律神経を整える生活習慣で血流の悪化を防ぎましょう。ストレスが原因の難聴対策にも◎」
いつまでもよく聞こえるために
私たちを突然おそう「耳鳴り」の正体は?
キーンと高い音、ズーンと低い音……アラフィーになって、常につきまとう異音に悩まされるようになった人が多数。なぜ起こるの? 治すことはできる? 耳鳴りの原因と対策を医師の神尾友信先生が解説。
耳鳴りは難聴のひとつの症状。発症したら即受診を
聞こえにくさとあわせてアラフィーに多い耳の不調である「耳鳴り」。実際には音が鳴っていないのに聞こえる症状のことで、原因となる病気によってキーンと高い音だったり、ズーンと低めの音だったり。大きさや感じ方も個人差が大きいものの、アラフィーになると増えてくるのには理由も。
「ひとつには加齢性難聴があります。加齢によって有毛細胞が劣化し脳に届く信号が減ってくると、脳は減った分を補おうとして過活動を起こします。その結果、耳鳴りが発生すると考えられます。
ほかにも、めまいと難聴、耳鳴りを繰り返すのが特徴のメニエール病、ある日突然高い音が聞き取りづらくなる突発性難聴なども、耳鳴りの原因となることがあります。いずれにしろ耳鳴りは難聴のひとつの症状と考えていいでしょう。
加齢性難聴の進行、メニエール病、突発性難聴、すべてにいえることは、ストレスが大きくかかわるということ。エクラ世代は心身の変化が大きい更年期であることに加え、家庭や仕事、親のことなど心配事やタスクが多く、ストレス要因が多い。それが難聴の発症や進行の要因となったり、耳鳴りに過敏に反応して、ストレスをよけいに募らせる悪循環に陥ってしまうことにもなるのです。
突発的な難聴に伴う耳鳴りの場合、耳鳴りを感じてすぐなら薬物療法が効くことがありますが、時間がたってしまうと根治はむずかしくなります。突発性難聴も発症から1週間以内に治療をしないと治りにくくなるという特性があるため、耳鳴りを感じたらできるだけ早く病院を受診するのが鉄則。
でも、耳鳴りが起きてから時間がたってしまっている人もあきらめないでください。今の耳鳴り治療のスタンダードは、耳鳴りを“なくす”ことではなく、気になりづらくすること。ほかの音が聞こえづらいために耳鳴りにばかり意識がいってしまうという側面を逆手にとり、耳鳴りから意識をそらす。こうした治療法は『音響療法』と呼ばれるもののひとつです。
治療は専門の医療機関を受診する必要がありますが、何が原因の耳鳴りにしろ、難聴とセットであることは確か。生活習慣の改善を通して耳をいたわるなど、耳鳴り緩和のためにできるセルフケアもあるので、ぜひ取り組んでほしいと思います」
主な症状
•低音から高音にいたる、さまざまな耳鳴り
•聞こえにくさ
•大きな音が割れたり響いたりなど
【メニエール病】
内耳のむくみのせいでめまいが発生
回転性のめまいが数十分~数時間持続し、耳鳴りや耳詰まり感、めまいからの吐き気が出ることも。特に低音域が聞こえづらくなる。聴覚とあわせて平衡感覚をつかさどる内耳がむくみを起こすことでめまいが起きる。
【突発性難聴】
突然片耳の聴力が低下。高い音が聞こえづらく
原因はハッキリとわかっておらず、ある日突然聞こえづらくなる。片耳だけに起こることが多く、めまいはある人とない人に分かれる。放置すると難聴が固定されてしまうため、早い受診が不可欠。
治療法
メニエール病にはむくみをとる漢方が有効
「メニエール病の治療には、薬を使用します。薬の種類もいくつかありますが、体内の余分な水分を排出する利尿作用のある漢方が有効なこともあります。ただし、漢方だからといって自己流で服用するのではなく、医療機関を受診して処方してもらうことが大事です」
補聴器で聞こえを補うと耳鳴りが緩和することも
「補聴器でさまざまな音が聞こえるようになると、耳鳴りが気になりにくくなる効果が。集音器はもともと聞こえている周波数帯の音まで大きくしてしまい、うるさすぎてストレスに。補聴器外来を受診し、自分に合った補聴器を作って」
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