最近「耳」が聞こえづらいアラフィー必読!「聴力検査」でわかることって?

会話が聞き取りづらい、音量を上げがち、なんだか耳鳴りが……こんな症状があったら、聴力が下がっているサインかも。聞こえにくさは今だけでなく、将来のQOLをも左右する問題。クリアな聞こえを長く維持するために、まずは現状把握から。今アラフィーが気になっている「聴力検査」の体験レポートも!

アラフィーの耳にまつわる日常、こんなこと、増えてませんか?

会社の健康診断の聴力検査で「所見あり」

会社の健康診断の聴力検査で「所見あり」

テレビの音量を以前よりも上げないと聞こえにくい

テレビの音量を以前よりも 上げないと聞こえにくい

何度も呼ばれているのになかなか気づかない

何度も呼ばれているのになかなか気づかない

何人かで会話していると聞き取れないことが……

何人かで会話していると聞き取れないことが……

話題の「聴力検査」、体験してみた。

どんなことをするの? 何がわかるの? 聴力検査の一部始終を体験レポート!

2種類の検査を行い、難聴の原因場所を探る

通常の聴力検査は「純音聴力検査」といい、外耳・中耳から始まり、脳が音を受け取るまでを調べる。純音聴力検査には外耳から中耳までの音の伝達を調べる「気導聴力検査」と、骨を伝わって内耳から脳までの音の伝達を調べる「骨導聴力検査」の2種類がある。これにより、聞こえに異常がないか、異常があれば原因の場所を判断する。健康診断の聴力検査では1000ヘルツと4000ヘルツの音のみ行われることが多いが、純音聴力検査では7つの周波数(音の高さ)の聞こえを調べる。

検査室に入室

検査室に入室

防音壁に囲まれた検査室で検査技師さんとマンツーマン
外の音を遮断する、防音の検査室。検査技師のかたとともに入室し、早速検査を開始。

まずは「気導検査」から

まずは「気導検査」から

外耳~中耳の検査から。音が聞こえたらボタンを押す
ヘッドフォンから「ピッピ」「ポッポ」という音が聞こえてくるので、聞こえたら手元のボタンを押す。音の高さはさまざまで、すぐ聞こえる音もあれば、注意しないと聞こえづらい音も。ちょっとゲームのようなおもしろさも。

続いて「骨導検査」

続いて「骨導検査」

次は骨導の検査。同じく音が聞こえたら反応
外耳(耳の穴)・中耳を経由せず、側頭骨から内耳(蝸牛)の音の振動の伝わりを調べる「骨導検査」。耳の後ろの出っぱった骨にヘッドフォンを当て、音が聞こえたらボタンを押す。左右同様に行う。耳じゃないところから音が聞こえてくる、やや不思議な感覚。通常の聴力検査はここまでで、入室から10~15分程度で終了。

必要に応じて 「語音聴力検査」を行うことも

必要に応じて「語音聴力検査」を行うことも

言葉の聞き取りを調べる。アやイなどの語音が使われる。難聴の原因を診断したり、補聴器の効果を予測するための検査で、ヘッドフォンから聞こえる音を答え、正答率で評価する。

検査結果のグラフからわかること

検査結果のグラフからわかること

純音聴力検査のグラフの一例。縦軸は音の大きさ、横軸は音の高さを表す。この検査結果は、周波数(音色)が高くなるほど大きな音量でないと聞こえていないことを示している。つまり、高い音が聞こえにくい状態。

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