メイクや服がもっと楽しくなる！自分らしさをデザインする美容機器【大人美が目覚めるとき vol.07】

パリで暮らす大好きなファッションディレクターの女性がいます。私よりずいぶん年下ながら、知性と品格にあふれていて、だからこそこのうえない色気があって。刺激や発見をくれる、憧れの大人です。久しぶりに帰国した彼女がこんな話をしてくれました。

「私、20代のころからずっと、ドリス ヴァン ノッテンの服が大好きなんですね。ただ、ブティックを訪れるたび、必ずといっていいほど素敵なマダムに出くわして、ああ、私なんてまだまだ、とそのたび思うんです。その日も……フィッティングルームから出てきたマダムが、セットアップのスカート丈をこんなに（と両手で20cm以上の幅を示して）切りたいとスタッフにいったんです。えええーっ、ドリス ヴァン ノッテンを？と思ったけれど、実際、ピン打ちされたスカートと構築的なトップスとのバランスで、彼女が断然かっこよく見えた。またも、私なんてまだまだ、って（笑）」。

服に「着られる」のか、服を「着る」のか。私たち大人は、その大きな差を知っているはず。でも、でも……、服に支配されて、自分がそこにいないときがあると思うのです。私なんて、まさにそう。ときめいて買った服、しかも、清水の舞台から飛び降りる思いで買った服ほど、着こなせている自信がない。服の力が強すぎて、いや、服の力に頼りすぎて、自分自身と溶け込ませることができない、みたいな……。違和感のあるまま過ごして、1年後、3年後、ようやく「着られる」から「着る」になったと感じることさえあります。

もしかしたら、美容も同じなのかもしれません。肌の調子が上向かないとき、思いどおりの手応えが得られないとき、不思議と私たちは「この化粧品は、私に合っていない」と決めつけ、「何かいい化粧品、ない？」と迷う。実は、その化粧品は無限の力を秘めていて、ただ、自分の肌にちゃんと溶け込ませて、「効かせる」ことができていないだけかもしれないのに。もう一度、自分に問いかけたいのです。ファッションや美容に、支配されていない？って。

この秋、何がトレンドなのか。美容は、どう進化しているのか。確かに、知識は大人美に欠かせないもの。そのうえで、知性と知恵をもってオリジナルに変換したいと思うのです。今の自分らしさをデザインするように。実はそこに大人の楽しみがある気がして。

知っているといないとでは、断然、自分の肌への自信が違う、目を見張る「知的」な美容機器が続々。私たちの「もっと」というニーズに加えて、コロナ禍で自分を見つめたりケアしたりする時間が増えたこともその進化に拍車をかけたのだろう。進化型の共通点は、驚くべき効果はもちろん、続けたくなる手軽さも兼ね備えていること。朝、今日もがんばろう、夜、明日もがんばろうと思える差を積み重ねているうちに、きっとメイクや服がもっと楽しくなる…！

ITEM LIST

〈上から〉肌の深層に根本から働きかけるフェイシャルエイジングケアに特化した高周波美顔器。RF＋EMS、EP、磁気と3つのパワーでハリのなさや毛穴の目立ち、ニキビあとまでさまざまな肌トラブルにアプローチ。エレクトロン エネボール™ ￥88,000／GMコーポレーション　特許取得の熱に頼らない振動気化乾燥方式で徹底的に髪を傷めないと話題の「復元ドライヤー」にコンパクトタイプが新登場。頭皮や全身のツボ押しにも。復元ドライヤー mini￥18,150／ルーヴルドー　皮膚科専門医監修のもと、美容クリニックの技術に学び開発。高出力赤色LEDとIPLの2種の光でブライトニングケアを実現。フォト ブライトショット EH-SL85（オープン価格）／パナソニック

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