おしゃれな"あの人”たちの夏の旅支度を徹底取材。今回は、マディソンブルー ディレクター・デザイナー 中山まりこさんの旅のスタイルを紹介。
パリの家へ2週間の旅
マディソンブルー ディレクター・デザイナー 中山まりこさん
なかやま まりこ●’80年代よりスタイリストとして国内外で活動後、’14年自身のブランド「MADISONBLUE」をスタート。 現在パリで新たなプロジェクトを準備中。
旅であれ、装いはいつもどおり。正装の席にはタキシードルックで
パリの家には3カ月に一度ほどのペースで通い、毎回2週間ほど滞在しています。日本と変わらず仕事をしながら、合間には3泊4日ほどで南西部のビアリッツやモロッコへ、夫婦や家族で小旅行に出かけるのもパリならではの楽しみです。そのために特別なものを用意することはなく、いつものカジュアルな装いに、夏小物と水着を加えるだけ。一方、メゾンブランドのガラディナーに招かれる日は、タキシードジャケットを選びます。かつてココ・シャネルがそうだったように、私もあえてドレスは着ません。ダイヤモンドが華やかに輝く装いが多い中、ヴィンテージのシャネルのジュエリーを自由に重ね、私らしい「意味のあるドレスアップ」を楽しみます。
Flight Style
フライトスタイルには「シャネル」のジャケットと大きめのバッグ、靴を。Tシャツと大判のシルクスカーフは「マディソンブルー」。古着のリーバイス501®でシンプルシックに。機内では、時計やジュエリー類は「ルイ・ヴィトン」のペンシルケースに。からまないように、ネックレスを引き手にとめるのもコツ
Shirts
「夏の旅には素材違いの3枚のシャツがあればパーフェクト」。右から張りのあるコットンのバックサテン、乾きのいいラミー、肌なじみのいいウールボイル。アウターとしても重宝する
Resort Style
モロッコへの4泊の旅ならこのセットで。スエードバッグは「マディソンブルー」の新作コラボアイテム。ホテルのプールで必ず泳ぐため、水着はマスト。「エルメス」のビキニに合わせたシャツとカットオフデニム、黒の水着、ビーチサンダルは「マディソンブルー」。ハットは「シャネル」。グラスコードは「ロエベ」。「レイバン」のサングラスは30年来愛用
Shoes
モンクストラップの「ミュウミュウ」の靴はラバーソールで、石畳の街に最適。夏の定番は「エルメス」のオラン
Dress-up
ヴィンテージジュエリーで迫力を加味
メゾンブランドのガラディナーに選んだのは、「マディソンブルー」のタキシードジャケットと「セリーヌ」の端正なパンツ、シャツはフランスの老舗「シャルヴェ」で。バッグと靴、ジュエリーはすべて「シャネル」。2本のネックレスと斜めがけしたロングネックレス。バングルもすべて同時代のヴィンテージ。いずれもパリで見つけた
My Suitcase
スーツケースは軽さと持ち運びやすさ、そして安心感で「リモワ」に。装いにもなじむ落ち着いたブラウンカラー。
撮影/魚地武大(TENT) 取材・原文/松井陽子 ※掲載アイテムは私物のためショップへの問い合わせはお控えください ※エクラ2026年9月号掲載