「朝までぐっすり眠れない」というのは、40代、50代女性の多くの悩み。朝起きたとき疲れが残っている、寝ても途中覚醒してしまう。「睡眠の質の低下は、自律神経の働きと背骨の硬さが関係している場合が多いんです」と、ストレッチ整体師とも先生。背骨を柔らかくする簡単ストレッチで副交感神経が優位になり、リラックスできる仕組みとは?
【教えていただいた方】
あなたは、体が緊張したまま眠っていませんか?
「こんにちは! ストレッチ整体師のともです。今日もストレッチ、やってますか〜?
皆さんは、毎朝すっきりと目が覚めますか? 眠ったはずなのに、“だるい”とか“まだ疲れている”と感じている方は、自律神経が乱れていることが考えられます!」
エクラ世代にはおなじみの「自律神経」というワード。おさらいをすると、自律神経は、「交感神経(活動時に働く)」と「副交感神経(リラックス時に働く)」のふたつ。ストレスをはじめとした日々の疲れがたまっていくと、交感神経が優位になり、体は常に硬く、緊張状態に。夜眠るときに必要な、副交感神経にスイッチが切り替わりにくくなるのです。体に力が入った状態のまま眠ると呼吸も浅くなるため、気持ちいい朝の目覚めからいっそう遠ざかってしまうそう。
「ストレッチを行いながら、自律神経を整えること。それは、とても効果的なセルフケアにつながります。今回は寝たまま自律神経を整え、ぐっすり眠れる体をつくる、簡単ストレッチを紹介します!」
交感神経の通り道は「背骨の近く」にアリ!
自律神経を整える第一歩は、緊張している筋肉をリラックスさせること。高ぶっている「交感神経優位」の状態から、リラックスモードの「副交感神経優位」の状態に持っていくことにあります。
「重要なポイントは、交感神経の通り道が背骨の近くにある、ということ。つまり、背骨の動きが悪いと、交感神経のスイッチの切り替えをさぼりがちに。副交感神経がなかなか作動しなくなる、というわけです」
早速、背骨が動きやすくなるストレッチを行っていきましょう!
ガチガチ背骨を動かす1 背骨をひねるストレッチ
1)横向きに膝を曲げて寝ます。
2)上になった手を真横に開いていきます。このとき、背骨をしっかりとひねるイメージで。肩が上がらないよう、リラックスして行います。深呼吸とともに、左右各30秒ずつ。
ガチガチ背骨を動かす2 背骨を横に倒すストレッチ
1)あお向けに寝て右脚を斜めに置き、左脚をクロスして右脚が動かないように固定します。
2) 右手を上げ、左手でつかみます。背骨を横に倒していくイメージで、上げたほうの手とともに上体を横に曲げていきます。呼吸を止めないように、左右各30秒ほど行って。
…いかがでしたか? 今回のような、じんわり伸ばすストレッチは、硬くなった筋肉をリセットし、リラックスする効果があります。寝る前はもちろん、疲れが取れない朝、起きたときに行うのもおすすめですよ!
それともうひとつ、大切なこと!!
背骨の土台、骨盤の歪みも見逃さないで
背骨の土台は骨盤なので、その骨盤に歪みがあると、背骨の歪みにもつながります。
この骨盤の歪み(傾き)からくる姿勢の歪みを「バナナ腰」と呼んでいます。
これを放っておかないことが、睡眠の質改善においてもポイントになります。
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初出:OurAge 2023/10/4