今回の京都は、お墓参り。京都の奥座敷は、トップシーズンを前に静かな時間が流れていました。
お寺があるのは、京都の中川というエリアなのですが、市街地からはかなり北になります。
川端康成の「古都」に登場するエリア。
北山杉でも有名です。
途中、紅葉の名所として知られる高雄を通り抜けます。
秋になると多くの観光客で賑わう高雄ですが、この日は9月上旬。
紅葉には、まだかなり早いこともあって、道路も周辺も静かで落ち着いた雰囲気でした。
高雄を過ぎると、景色はさらに山深くなります。
観光客で賑わう京都とはひと味違う、自然豊かな風景が広がり、
「京都にもこんな場所があるんだな」
と、感じるエリアかもしれません。
お墓参りを終えた帰り道、立ち寄ったのが
「風流茶亭 とが乃茶屋」。
高山寺の参拝客をもてなす茶屋として始まったといわれる老舗で、清滝川を見下ろすように建っています。
店内に入ると、目の前には川の流れと山の緑。
耳に届くのは清滝川のせせらぎだけで、いつの間にか気持ちまでゆったりしてきます。
実際にこのお店は、景色の良さや川の音を楽しめることで評判みたいです。
この日いただいたのは、とろろ定食。
優しい味わいで、お墓参りの帰りにほっと一息つくのにぴったりでした。
もちろん食事も美味しかったのですが、一番印象に残ったのは、この場所ならではの空気感。
今回、スケジュールがタイトだったこともあり、窓の外を流れる川を眺めながら過ごしていると、慌ただしかった数日を忘れて、時間がゆっくり流れているように感じます。
賑わう川床シーズンも、紅葉シーズンの華やかな高雄も素敵ですが、人の少ない9月だからこそ味わえる静かな京都もまた魅力的だったのかも。
京都の中心部からは、ちょっと足を伸ばすことにはなりますが、定番じゃない京都の魅力を感じたいならおススメのエリアです。
この日は天気も良くて、お墓参り帰りに、美味しいランチと豊かな自然に癒やされた一日となりました。