海外からの予約も殺到!人気シェフの繊細な料理が味わえる「セザン」

東京は今、世界の食通が訪れる美食都市。今回は、ミシュランガイドで二ツ星を獲得し、「アジアのベストレストラン」で日本のベストレストランに選ばれた今最もホットなレストラン『セザン』を紹介。

SÉZANNE《セザン》

世界から熱い視線を注がれる人気シェフの大胆にして繊細な味


ダニエル・カルバートシェフは、世界の注目を集める料理人のひとりだ。’21年に香港から『セザン』のオープンのために来日。’23年のミシュランガイドでは二ツ星を獲得。同年の「アジアのベストレストラン」では、日本のベストレストランに選ばれた。そのキャリアと繊細な料理を見れば、「いま最も行きたいレストラン50」にフーディたちがその名前をあげるのもうなずける。

店内はクラシカルであって、シンプル&モダン。ホテルクオリティを感じながらも、コージーな空間だ。

「日本は食材の質がとても高い。旬の素材の新鮮さ、香りの高さが特にすばらしいと思います」とシェフ。素材が一番おいしくなる瞬間に料理を召し上がっていただきたいと、基本的に作り置きせず、「アラミニッツ(=できたて)」をテーブルへ運ぶ。

写真のトマトのタルトは焼きたてを提供するため、昼夜2回焼くのだとか。彼の料理を目ざして海外からの予約も多い。今話題のシェフの料理を、ぜひ味わってほしい。

ラグジュアリーで居心地のよい空 間は、香港を代表する建築家、アンド レ・フーによるもの

ラグジュアリーで居心地のよい空間は、香港を代表する建築家、アンドレ・フーによるもの

ダニエル・ カルバート総料理長。

ダニエル・カルバート総料理長。イギリスで生まれ、パリ、ニューヨーク、香港とキャリアを積んで日本へ。店名は、シェフの祖父母が持っていた別荘があった、フランス・シャンパーニュ地方の村の名前。シェフは子供時代にここでバカンスを過ごしたとか。

「ツァーインペリアル オシェトラキャビア アボカドと酢橘」

「ツァーインペリアル オシェトラキャビア アボカドと酢橘」薄切りにしたアボカドの間には、かつおだしのジュレと酢橘のゼストを合わせたアボカドのピュレが

夏のデザートは「宮崎県産マンゴー ショートブレッド クリームシャンティ」マンゴーのソルベ、ムースにシャンティークリーム を添えて。ライムのゼストがさわやか 

夏のデザートは「宮崎県産マンゴー ショートブレッド クリームシャンティ」マンゴーのソルベ、ムースにシャンティークリームを添えて。ライムのゼストがさわやか 

「網走産キンキ サフラン」ブイヤベース風のソースにポテトを添えて

「網走産キンキ サフラン」ブイヤベース風のソースにポテトを添えて

「トマトタルト ガーデンバジルと ブッラータチーズ」

「トマトタルト ガーデンバジルとブッラータチーズ」トマト、ズッキーニ、赤パプリカで層に仕立て、バジルの芽を添えたタルト。夏の味覚が凝縮されている

Data

セザン●東京都千代田区丸の内1の11の1パシフィックセンチュリープレイス丸の内

☎03・5222・5810
12:00〜13:30(最終入店) 18:00〜20:00(最終入店)

定休日:月・火曜
ランチ¥22,770(サ込・水〜土曜のみ) ランチ・ディナーともに¥37,950(サ込)

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