【50代の更年期白書】40~65歳の女性にアンケート大調査!更年期症状や閉経後の体調を公開

更年期と直面する50代。隣のアラフィーは体とどう向き合っているのか、リアルな声を通して更年期の過ごし方を探ります! 更年期による症状と閉経後の生活の変化について調査。

Q.更年期症状について、パートナーや周囲の人に相談した?

Yes…69% No…31%


相談というより、調子が悪いとつい愚痴が出てしまうので知らず知らず家族に聞かせてしまっている。(54歳・派遣)

夫や職場の同僚に、痛みがあり内服などをしているので助けてもらえるとありがたいと話し、負担が少ないように配慮してもらえている。(48歳・会社員)

男性にも更年期はあるとはいうものの、女性ならではの症状はなかなか理解してもらえないと思うから。(58歳・主婦)

いってもとりあってもらえない。以前に更年期症状は病気ではないといわれた。(54歳・会社員)

「Yes」の相談相手の内訳は夫や子供などの家族、友人、医師などが多数。姉や同性の友人とは情報交換しているという人も。厚生労働省の調査では、更年期症状で日常生活に影響が出ていることについて「相談したくない」と答えた人が50~59歳で55%に。ひとりで悩みを抱えている人も多いよう。

Q.更年期症状は日常生活に影響を及ぼしている?

Yes…68% No32%

Q.更年期症状が原因で、職場や家庭などで問題が起きたことはある?

更年期症状が原因で、職場や 家庭などで問題が起きたことはある?

自分の体の変化でつらいときに親の介護が重なり、メンタルもくずれた。(52歳・主婦)

初め膠原病を疑われたため、仕事を休んだり、検査の間は少し迷惑をかけました。手足のこわばりなどもあったため、痛くて家事が進まないこともありました。(45歳・講師)

それまでならやりすごせていたパワハラも跳ね返すことができず、うつで休職した。56歳・会社員

もともと細かいことを気にしてしまうタイプで、日常の中で、特に夫の言動や生活態度などにイライラしました。(55歳・主婦)

「Yes」は小さなイライラから精神的なつらさによる休職まで程度に個人差が。同じ症状でもYesと回答している人とNoと回答している人がいて「問題」と感じるか否かは個々の感じ方もあるよう。

朝起きられなくなり、お弁当作りや 掃除など、家事をするのが苦痛な 時期がありました。

朝起きられなくなり、お弁当作りや掃除など、家事をするのが苦痛な時期がありました。

Q.症状の改善のために、婦人科に行ったことはある?

Yes…58% No42%

通院しはじめるとずっと通わなくてはならなくなり、煩わしいから。48歳・主婦

エクオールサプリを飲みはじめてからだいぶ楽に過ごせているので受診するまでもないと思っている。(54歳・主婦

つらいので行ってみようと予約してみるものの、予約はかなり先しかとれない。そのうちなんとなく落ち着いてくる、の繰り返し。(57歳・パート

これくらいで、と思ってしまう。54歳・会社員)

恥ずかしい。(53歳・会社員

Q.閉経していますか?

閉経していますか?

6割強がすでに閉経していると回答。40代半ばで閉経している人もちらほら。最も遅い人では61歳時という人も。閉経や更年期にはかなりの個人差があることが回答からうかがえる。

Q.閉経したのは何歳のとき?

閉経したのは何歳のとき?

Q.閉経したときにどんなことを感じた?

寂しさと快適さ。(55歳・非常勤職員)

煩わしさから解放された感じがしました。(58歳・主婦)

長年の相棒がいなくなったようで少し寂しかったです。(60歳・パート)

この日がきたなと。でも女性として終わりではないと。(66歳・会社員)

これで楽になると、せいせいしました。(54歳・派遣社員)

子供のいない人生だったなぁと思い、ちょっと泣きました。(50歳・派遣社員)

イライラすると、家族への言葉がきつく なってしまう。母の介護にも優しく なれないときがあります。

イライラすると、家族への言葉がきつくなってしまう。母の介護にも優しくなれないときがあります。(54歳・会社員)

Q.更年期を過ぎて心身の状態や生活が楽になったと感じますか?

更年期を過ぎて心身の状態や生活が楽になったと感じますか?

ホットフラッシュが時と場合に関係なく急に起こるのでパニックになりそうだったが、今はだいぶ落ち着いて以前ほどではない気がする。手指のこわばりや腫れ痛みも間隔が空くようになってきた。(54歳・主婦)

顔汗がひどいときはハンカチが手放せなかったが2年ほどで落ち着いた。(56歳・会社員)

更年期症状はスッキリなくなったわけではありませんが、旅行の計画や夫婦生活がスムーズになりました。(65歳・主婦)

いつも心が安定している。(58歳・会社員)

めまいや動悸、重だるさといった明らかな体調不良もなくなり、精神的に不安定になることもない。当時はわからなかったが今思えば明らかな更年期のつらさだったと思う。(58歳・パート)

生理のバイオリズムからくるイライラや腹痛などがなくなり、気持ちを平穏に保つことができています。(59歳・自営業)

約6割が「楽になった」と答えた一方、「気づいたら閉経していて、更年期を過ぎても体の変化はあまりなかった」(57歳・自営業)、「まだ終わっていない感じ。突然熱くなったり不安定な体調が続いている」(55歳・会社員)という人も。

(エクラ メルマガアンケート、40~65歳の150人の回答より)
▼こちらの記事もチェック!
  • 50代から増える「体の不調」、知っておきたい「健康維持」対策まとめ

    50代から増える「体の不調」、知っておきたい「健康維持」対策まとめ

    加齢や女性ホルモンの減少により、さまざまな不調が現れ始めるアラフィー世代。更年期症状だけではなく、倦怠感や胃の不調、足腰の痛みや不眠など筋力の低下や体の衰えを実感する人も多いのでは?最近話題の50歳以上が対象の予防接種や50代に多い体の不調や健康維持に役立つ情報をさまざまな専門家が詳しく解説します。

What's New

Feature
Ranking
Follow Us