【ブータン、幸せの国のラグジュアリー】雄大なプナカ渓谷に抱かれた“桃源郷”のようなスモールホテルへ

“幸せの国”ブータンへ5泊の旅に。宿泊する『コモ ウマ プナカ』は、パノラミックな美しい渓谷の地に立つ秘密めいたホテル。ヒマラヤの大自然がつくり上げた絶景を見晴らしながら、胸のすくような時間を過ごして。

COMO Uma Punakha コモ ウマ プナカ

周囲の自然に溶け込む10室のみのホテルでくつろぐ

プナカは標高1300mとブータンでは比較的低地にある温暖な町。ティンプーが首都となるまで約300年もの間、僧侶たちが暮らす冬の都として栄えていた。母なる川「モ・チュ」と父なる川「ポ・チュ」が交差する地に「プナカ・ゾン」が立ち、合流した川に沿って美しい棚田が広がっている。

『コモ ウマ プナカ』があるのは、町から車で20分ほど奥地に入った渓谷沿い。コモ ホテルズ アンド リゾーツは、サステイナビリティやウェルネスに価値観を置きつつ、 世界各地で個性が異なる18のホテルを展開している。建築ももてなしも、土地の伝統を尊重する『コモ ウマ プナカ』は、周囲の緑に溶け込むひっそりとした趣。天然木や生成り綿の風合いが心地よい客室は、10室のみ。どの部屋からもパノラミックな景観を堪能できる、静かで居心地のよいスモールラグジュアリーホテルだ。

鳥の声で目覚める朝は、川から霧が立ちのぼる渓谷美に見惚れてしまう。昼間は、車でボタカ宮殿やカムスム・ユーレイ・ナムギャル・チョルテン、農村を訪れるのも楽しみ。ダイニングでは、季節の食材を用いたモダン調ブータン料理と西洋料理が待ち受ける。山奥の秘境感も楽しい、心安らぐ素のラグジュアリーがここにある。

『コモ ウマ プナカ』は、「モ・チュ」川沿いの小高い丘の上に位置している。手前の建物は、コモ シャンバラのスパ施設。

『コモ ウマ プナカ』は、「モ・チュ」川沿いの小高い丘の上に位置している。手前の建物は、コモ シャンバラのスパ施設。田舎家にある伝統的な石焼き風呂「ドツォ」を、現代的に仕立てたホットストーン バスが備わる

ブータン料理の基本は、唐辛子とチーズ。敷地内には唐辛子畑もある。プナカは青唐辛子の名産地 

ブータン料理の基本は、唐辛子とチーズ。敷地内には唐辛子畑もある。プナカは青唐辛子の名産地 

ブータン料理のコースから。この日の前菜は、卵を落とした川海苔とキャベツのスープ、ブータン風餃子「モモ」。主菜は、牛ひき肉と唐辛子のあえ物、唐辛子とチーズのカレーなどを赤米と一緒に

ブータン料理のコースから。この日の前菜は、卵を落とした川海苔とキャベツのスープ、ブータン風餃子「モモ」。主菜は、牛ひき肉と唐辛子のあえ物、唐辛子とチーズのカレーなどを赤米と一緒に

ダイニング名の「ブカリ」は、伝統的な薪ストーブから名づけられた

ダイニング名の「ブカリ」は、伝統的な薪(まき)ストーブから名づけられた

客室の壁に描かれている意匠は、富と繁栄を象徴する宝珠がモチーフ。ベッドカバーやピローは、愛らしい手刺繡を施したイタリア製リネン

客室の壁に描かれている意匠は、富と繁栄を象徴する宝珠がモチーフ。ベッドカバーやピローは、愛らしい手刺繡を施したイタリア製リネン

ロビーエリアは、屋内からも周囲の眺望が楽しめるガラス張り。天然木を多く用いた、シンプルかつ味わい深い建築だ

ロビーエリアは、屋内からも周囲の眺望が楽しめるガラス張り。天然木を多く用いた、シンプルかつ味わい深い建築だ

夕暮れ時は、オリジナルカクテルを片手にテラスでくつろいで。右から、唐辛子のカクテル、杉の香りのカクテル、フルーツのモクテル

夕暮れ時は、オリジナルカクテルを片手にテラスでくつろいで。右から、唐辛子のカクテル、杉の香りのカクテル、フルーツのモクテル

部屋に備わるテラスでは、朝食をルームサービスでいただくのも素敵。男性スタッフは、民族衣装の「ゴ」を着用している

部屋に備わるテラスでは、朝食をルームサービスでいただくのも素敵。男性スタッフは、民族衣装の「ゴ」を着用している

Botokha Kabesa Punakha,Punakha,Bhutan
☎︎+975・2・584688
2名1室利用の1泊1室 バレービュールーム US$710〜(税・サなど20%別、夕・朝食つき)
www.comohotels.com/jp/bhutan/como-uma-punakha

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