定年を機に家を住み替えたい! 住居問題【夫の定年】

アラフィー女性100人に“夫の定年”に関するアンケートを実施。そこには「いろんな意味で不安」という声が多い反面、「忙しくてできなかったことに、一緒に挑戦したい」といった夢と希望に胸を膨らませる人もいるなど実に様々な意見が! なかには定年を機に住み替えを考える人も。快適な生活を送るための住まいの選び方を専門家がお教えします。
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今の家に住み続ける場合も 見直しが必要

 定年後も今の家に住み続ける場合も、将来に備えて見直しを。

「高齢になると、あまり広すぎず、フラットな家のほうが便利。戸建ての場合は生活空間を1階に集約し、マンションの場合はダイニングキッチンとリビングをワンルーム化してはいかがでしょう。また、水まわりを隣接させ、IHなど安心・安全な設備の導入もおすすめです」(大久保さん)

 どの場合も、“ひとりの時間”がもてるように、夫婦各自に居心地のよいスペースは確保したいところ。「その部屋は、外から見える位置がベスト。何かあったときに、ご近所さんが異変を察知することができますから。マンションなら、共有スペースを積極的に利用し、孤立しないように注意を。定年後は、プライバシー重視の家からオープンな家にシフトするのが安心です」(大久保さん)
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1.場所や居住形態を決める前に、「今後どう暮らしたいか」を明確に

2.定年後の住み替え&リフォームは、老後を意識して

3.プライバシー重視から、オープンな家にシフトを

教えてくれたのは…
住生活コンサルタント 大久保恭子さん
住宅情報誌編集長などを経て、’05年に「風」設立。「マンション評価ナビ」(www.mansion-hyoka.com)の運営をはじめ、一般財団法人住まいづくりナビセンター理事、国土交通省 社会資本整備審議会委員などを歴任。

夫の定年 記事一覧

  • 専門家が徹底ジャッジ! 定年後の「夢」と「不安」【夫の定年】

    専門家が徹底ジャッジ! 定年後の「夢」と「不安」【夫の定年】

    アラフィー100人にアンケートを実施。“夫の定年”に「いろんな意味で不安」という声が多い反面、「忙しくてできなかったことに、一緒に挑戦したい」といった夢と希望に胸を膨らませる人もいるなど実に様々。50代女性に行ったアンケートに寄せられた、「夢」と「不安」の声を専門家のアドバイスと共にご紹介。

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