東京と河口湖の二拠点暮らしを始めたWStyle主宰・保科和賀子さん【これからの私にフィットする住まい】

豊かな熟年期に向けて、家を、暮らしをもう一度見直してみる。エクラ世代はまさにその適齢期。そこで、二拠点生活にシフトしたWStyle主宰・保科和賀子さんの暮らしをご紹介。

暮らしの形をしなやかに変えたエクラ世代

「WStyle」主宰 保科和賀子さん
ほしな わかこ●アルフレックスジャパン社長の夫と息子3人の5人家族。長男は社会人、次男、三男は留学中。インテリアから器、アートと造詣が深く料理のセンスにも定評がある。「WStyle」ではイベントを通じ、東日本大震災のチャリティ活動を行う。

【二拠点】河口湖でエネルギーを充電し、東京へ。二拠点暮らしでオンとオフがクリアに

天井が高いリビング

リビングは天井が高く、庭ともつながり、抜群の心地よさ。秋から春ごろまで毎晩暖炉に火をつけるため、薪用の棚もつくった。保科さんが座るロッキングチェアはロダの「レイズ」。円形スツールはアルフレックスの「PI」。オブジェのような洗濯バサミ形のベンチはリーヴァの「モレッタ」。床は竣工当時のままのイタリア製テラコッタタイル。壁を楽しげに彩るのは、’80年代半ばからアルフレックスの展示でなじみのあるイタリア人アーティスト、エミリオ・タディーニの作品。

縁のある河口湖との二拠点居住。自然に近い暮らしには気づきも

「朝は鳥のさえずりが響き、東京より早く目覚めます。庭で富士山を眺めながらヨガをしたり、夫婦で散歩やジョギングをするのが日課です」

昨年から河口湖と東京の二拠点暮らしを始めた保科さん。河口湖の新たな拠点は自然に囲まれた瀟洒な集合住宅。アルフレックス社の施設「カーサ・ミア・河口湖」にも近く、同社を創業した義父、保科正さんが開発に携わった、縁のある建物だ。

「夫もテレワークが多くなり、河口湖には職場もあって、ご縁のある建物だったので購入を。暮らしてみたら快適で。厳しい冬も通い続け、最近はこちらのほうが多いくらいです」

イタリアから職人を呼び、建材を取り寄せてつくられた建物は30年を経ても色あせない魅力にあふれている。

「なるべく当時のままでと改修はせずに、床にワックスをかけ、白い壁を塗装し直した程度。家具もアートも建物と同年代のものや、温かい雰囲気のものがとても合うんです」

散歩途中に花を摘み、新鮮な地野菜でバーベキューをしたり、果物をジャムにしたり。「ここでは家のことをしている時間が楽しい」という。

「自然の中にいると、自分らしくいられます。不便なこともあるけど、それがていねいな暮らしのヒントにもなって、心の豊かさを養う場所のよう。河口湖での暮らしが東京でのエネルギーとなり、オンとオフがはっきりするように。将来はここで私らしい活動ができればいいなと思います」

リビングは1段下がったところに

リビングは1段下がったところにある。正面の壁はスタッコ塗装。「東京の家では、ソファは人とコミュニケーションをする場。カチッとしたタイプを選んでいますが、ここでは思いきりリラックスできるタイプに」と柔らかく、落ち着きのある座り心地のアルフレックス「オムニオ」を選択。リズミカルに置かれたコーヒーテーブルは「ポンド」。

  • 「2拠点」居住で失敗しないコツを建築家がレクチャー!

    都会と自然豊かな地方との「2拠点」をベースにした暮らしなど、昨今、1カ所にとどまらない暮らし方が増えている。でも、50歳からの土地の選び方や家の仕様、管理の仕方など、「2拠点」移住には分からないこともたくさん。そこで、失敗しないコツを建築家の鈴木宏之さんに教えていただきました。

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