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グラスから立ちのぼる夏の匂い「ドメーヌ・ドゥ・リル ロゼ2019」【飲むんだったら、イケてるワイン】
「ドメーヌ・ドゥ・リル ロゼ2019」は、ブイヤベースやエスニック料理に似合う、フランス、コート・ダジュール生まれのワイン。チェリーやハーブ、そして潮風の香りを感じるイケてる一本をご紹介。
安齋喜美子がナビゲート!品格ある“姫君ロゼ”で優雅な大人の夏時間を
ロゼは今、ワインの最先端!土地の個性も素直に伝わる
まるでバラの花びらのようなその美しい色合いに、「もしかして、私、花園の中で生きてる?」と、一瞬にして華やかな気分に浸れるのが“ロゼの魔法”。淡いピンクの芍薬(シャクヤク)や薄紅の桃の花、海に沈む夕日など、素敵な光景が次々と心に浮かんでくる。
ここ10年ほど、ロゼは世界的に大流行。かつては「白でもない、赤でもない、中途半端なワイン」と評されたが、世界各地で上質のロゼが造られたことで“ロゼの地位”は格段に向上、美しい色合いと相まって多くのワインファン、特に高感度な女性たちのハートを射抜いたのだ。パリやロンドン、ニューヨークなどのカフェでは、カジュアルにグラスで楽しむ女性の姿も多く見られるように。ロゼは今、最もエッジーな飲み物でもあるのだ。
ロゼの魅力は、心ときめく色合いはもちろん、白ワインのフレッシュ感と赤ワインのような繊細なタンニンをもちあわせているところにある。軽やかな飲み口で、どんな料理にも寄り添い、前菜からメイン、スイーツまで優しく包み込むパワーをもっているのだ。たとえるなら「かわいらしさの中にどこかセンシュアリティがあって、会う人すべてを魅了してしまう大人の女性」だろうか。その姫君のような圧倒的な存在感に「ロゼ先輩!」と一生ついていきたくなる。
また、ロゼの魅力はその地方の魅力がストレートに伝わってくるところにも。例えば、ブルゴーニュやボルドーなら“王道の風格”が、カリフォルニアからは“洗練”が、イビサ島など海のワインからは“潮風”が、そしてプロヴァンスなら“海風とハーブの香り”というように。その個性は実に多彩。なじみのない品種も多くあるが、まずは飲んでみて、味わいそのものを楽しんでほしい。チャーミングなその味が、自らのことを語ってくれるはず。
今回ご紹介するのは、すべて品格ある味わいの“姫君ロゼ”。ゆったり過ごす週末には優雅で洗練された“大人の姫”を。日々の終わりには、リーズナブルでも上質さがきわだつ“キュートな姫”でほっとひと息。ロゼは“ラ・ヴィ・アン・ローズ(バラ色の人生)”の象徴そのもの。とっておきのロゼで、ぜひこの夏の日々をさわやかに楽しんで!
【週末ロゼ】この一本さえあれば気分が上がる!
クラレンドル・ロゼ 2019
フランス、ボルドー地方。カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フランをブレンド。チェリーやブルーベリーの香りとピュアな酸味。綿あめの甘いニュアンスも。5大シャトー「シャトー・オー・ブリオン」の醸造チームが手がける。ローストビーフなどメインにもよく合う。¥2,750/エノテカ
フレスコバルディ アリエ 2019
イタリア、トスカーナ州。シラー主体にイタリア品種のヴェルメンティーノをブレンド。野イチゴや桃、バラの香り。中世から続くフレスコバルディ侯爵家が造る優雅なロゼ。「アリエ」とはギリシャ神話の美しい海の精霊のこと。生ハムやサーモン、カルパッチョと最高の相性。¥3,520/日欧商事
シャトー・プエッシュ・オーテット・ド・ベリエ・ロゼ 2019
フランス、ラングドック地方。ムールヴェードル99%、グルナッシュ1%。サクランボやエキゾチックフルーツの香り。果実の香りの奥にスパイスのニュアンス。果実味がふくよかで、ジューシー。甲殻類やブイヤベース、パエリアなどに。知る人ぞ知る実力派シャトー。ビオロジック栽培。¥4,207/BMO
安齋喜美子
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