“ふだんロゼ”は意外な食べ物との組み合わせを楽しむ【夏のイケてるロゼワイン】

日々のテーブルをおしゃれにランクアップさせてくれるのもロゼのパワー。一見ワインとは合わなそうな料理も、軽やかに受け止めてくれる。コストパフォーマンス絶大な“ふだんロゼの精鋭”をご紹介!

ふだんロゼの精鋭6

意外な食べ物との組み合わせも楽しい

1.フェウド・アランチョ ロザート 2020

イタリア、シチリア島。在来品種のネロ・ダーヴォラ100%。ラズベリーの香りとさわやかな酸味。「シチリアの魅力を反映するコストパフォーマンスが高いワイン」を志す造り手。アラブ文化の影響を受けたシチリアを表すラベルもおしゃれ。トマトのパスタや魚介類に。¥1,320/モトックス

2.ロジャーグラート カバ ロゼ ブリュット 2019

スペイン、カタルーニャ地方。スペインの在来品種ガルナッチャとモナストレルにピノ・ノワールを少量ブレンドしたロゼ泡。サクランボやクローブの香りと心地よい酸味。泡立ちもこまやか。ミネラル豊かで酸味があるので、料理はオールマイティ。カツオやマグロにも。¥2,343/三国ワイン

3.シャトー・ダングレス クラシック・ロゼ 2019

フランス、ラングドック地方。南フランスの在来品種のムールヴェードル、シラー、サンソーなどをブレンド。白い花や柑橘類の香り。元「シャトー・ラフィット・ロスチャイルド」醸造長エリック・ファーブル氏が造る。ドライな飲み口なので和食との相性は抜群! ¥1,980/アルカン

4.サントリー塩尻ワイナリー 塩尻メルロ ロゼ 2019

日本、長野県。メルロ100%。熟したリンゴや綿あめの香り。優しい酸味とかすかな塩味に日本らしさを感じる“清潔感がある、かわいいロゼ”。タンニンも繊細。タコやイカの刺身、天ぷら、しょうゆ味の煮物など、和食全般に。¥2,200(参考価格・編集部調べ)/サントリーワインインターナショナル

5.フリュイティエール・ヴィニコル・ダルボワ クレマン・デュ・ジュラ ブリュット ロゼ

フランス、ジュラ地方。ピノ・ノワール、プールサール、トゥルソーをブレンド。イチゴの香りと味わいがチャーミングで誰からも愛される味。ジュラワインの中心地アルボワで、老舗の協同組合が瓶内二次発酵で造るロゼ泡。前菜から鶏のローストまで。スイーツにも。¥2,860/日本リカー

6.ポール・ジャブレ・エネ コート・デュ・ローヌ パラレル45 ビオ ロゼ 2018

フランス、ローヌ地方。グルナッシュ50%にサンソーとシラーをブレンド。ラズベリーの香りと豊かなミネラル。飲み口はドライ。ビオロジック栽培。ローヌの名門で、オーナー醸造家はボルドー「シャトー・ラ・ラギューヌ」のカロリーヌ・フレイさん。エスニックや和食に。¥1,936/三国ワイン
 

ロゼに合わせたい意外な食べ物

たこ焼き

たこ焼き

ソース味には果実味豊かなロゼ泡を。お嬢さま(ロゼ泡)とダウンタウンボーイ(ソース味)の恋愛は“青春の定番”。心ときめくキュートさ。

鯖寿司

鯖寿司

「自分、不器用ですから。日本酒としか……」という鯖寿司に献身的に寄り添うのはドライなニュアンスのロゼ。青魚との相性もグッド。

ナポリタン

ナポリタン

ロゼは甘酸っぱいケチャップ味の大親友。優しい酸味とミネラルがトマト味にぴったり。“昭和ノスタルジック気分”で楽しみたい。

タルト

タルト

スイーツ界の“センター”、フルーツタルトをエスコートできるのはロゼ泡と果実味豊かなロゼ。華やかさでティータイムの主役に!

教えてくれたのは……
安齋喜美子

安齋喜美子

あんざい きみこ●大のロゼ好きで、日々マリアージュを探求中。本誌「飲むんだったら、イケてるワイン」のほか『Web éclat』「シネマに乾杯!」、日経電子版『SPIRE』でお酒に合うお取り寄せページを連載。「ワインは楽しく!」がモットー。
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