フィンガーフードから肉料理まで!ワインに合うおつまみ3選【冷水希三子さんのご褒美つまみ】

人が集まる年末年始。お酒を飲む機会も増えるはず。ワインに合わせるなら、フィンガーフードのひと口おつまみや、食べ応えのある肉のおつまみなど。フルーツやハーブを魚介と合わせた軽やかなひと皿も魅力。好みのワインと楽しみたい。
冷水希三子

冷水希三子

料理家。レシピ製作からスタイリングまでをこなし、雑誌、書籍、広告、イベントなどで活躍。食材の取り合わせの妙や盛りつけの美しさには定評があり、独特の世界観に憧れるファンも多い。
Instagram:kincocyan

1.ねぎと蟹のシトラスマリネ

「甘味が出た長ねぎをグレープフルーツの風味でマリネ。蟹との相性も抜群です。キリッとした白ワインと味わってください」

ねぎと蟹の シトラスマリネ

材料(4人分)

蟹のむき身(ボイル)…適量

長ねぎ…3〜4

ディル…1パック

A(グレープフルーツ果汁…120㎖ 白ワインビネガー…小さじ1 ナンプラー…大さじ1/2弱 赤とうがらし〈種を抜く〉…1本 オリーブオイル…大さじ2)

作り方

1.長ねぎは5㎝長さに切って耐熱容器に入れ、蒸し器で25〜30分蒸す。ディルは粗みじん切りにする。


2.ボウルにAの材料を混ぜ合わせ、1の長ねぎと蒸し汁50㎖くらい、1のディルを加えて混ぜ、冷蔵庫で1時間以上マリネする。

3.2の長ねぎを器に盛り、ほぐした蟹の身をのせ、残ったマリネ液をかける。

2.ウニトースト

ねっとり濃厚なウニと磯の香りののり、ついつい手が伸びる禁断のおつまみ。「バゲットをバリバリに焼くのがコツ。オレンジワインがおすすめ」

ウニトースト

材料(2〜3人分)

ウニ…小1箱

バゲット…適量

バター、もみのり、粗塩…各適量

作り方

1.バゲットは薄めにスライスして、カリッと香ばしく焼く。


2.1にバターを塗ってウニをのせ、粗塩をふる。器に盛って、もみのりを散らす。

3.鴨のソテーきのことぶどうのソース

果汁たっぷりのぶどうを赤ワイン風味のソースにして、うま味の強い鴨肉と。「鴨肉は皮目9割、身1割で焼くのがコツ。ワインはやっぱり赤ですね」。

鴨のソテー きのことぶどうのソース

材料(4人分)

鴨胸肉…1枚

赤玉ねぎ…1/6個

しいたけ…4個

黒ぶどう(種なしで皮ごと食べられるもの)…8粒

塩、こしょう…各適量

バター10g

A(赤ワイン…100㎖ バルサミコ酢…さじ1)

オリーブオイル…大さじ1強

作り方

1.鴨肉は塩、こしょうをすり込む。赤玉ねぎは薄切りにしてザク切り、しいたけは石づきをとって4等分、黒ぶどうは半分に切る。バターは細かく切って冷やしておく。


2.フライパンにオリーブオイルの半量を熱し、1の鴨肉の皮目を下にして入れ、弱火でじっくりと20〜30分焼く。途中、時々フライパンにたまった脂をスプーンで肉にかける。裏返して軽く焼き、取り出してアルミホイルに包んで保温する。

3.2のフライパンの余分な脂をふき取り、残りのオリーブオイルを入れる。1の赤玉ねぎとしいたけを入れ、塩少々をふって炒める。黒ぶどうとAを加えて1分ほど煮立て、軽くふたをして2〜3分煮て、火からおろす。

4.2の鴨肉をスライスして器に盛る。3のフライパンを再び火にかけて1のバターを混ぜ、ソースごと鴨肉にのせる。

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