文芸エクラ大賞「特別賞」受賞作を発表!アラフィー世代が今読んでおきたいおすすめ本は?

今年で5回目を迎えた文芸エクラ大賞。“本読みのプロ”が、今、読むべき一冊を教えます!エクラ文芸大賞の選考会で特別賞に選ばれた小説はこちら。

願わくば自分も年老いたときに和楽京子のように魅力あふれる女性でありたい

━━ ジュンク堂書店池袋本店 西山有紀さん

『ミス・サンシャイン』

『ミス・サンシャイン』

吉田修一

文藝春秋 ¥1,760

大学院生の一心は伝説の映画女優・和楽京子宅の荷物整理のアルバイトをするうちに、京子こと鈴さんの半生を聞くことに。映像の世界の変遷がわかると同時に鈴さんの優しさや消えない痛みも伝わってくる小説。

働き盛りの挫折、ジャーナリズムの功罪……、主人公と一緒に考えたくなった

━━書評ライター 山本圭子

『タラント』 角田光代 中央公論新社 ¥1,980

『タラント』

角田光代 中央公論新社 ¥1,980

正義感が裏目に出て心に傷を負ったみのり。不登校になった甥。戦争で片足を失った祖父。実家に届く不審な手紙を契機に、3人の人生が再び動きだす。タラント(使命)について考えさせられる長編小説。

昭和のままだけどまるでオアシス。そんな団地の危機も感じ取りたい

━━文芸評論家 斎藤美奈子

『団地のふたり』 藤野千夜 U-NEXT ¥1,760

『団地のふたり』

藤野千夜 U-NEXT ¥1,760

一時期は売れっ子だったイラストレーターの奈津子と人間関係のストレスを抱えている非常勤講師のノエチ。生家の団地に戻ってきたふたりの暑苦しくない友情とマイペースな日々をユーモラスに描く。

明治の有名人がきら星のごとく登場。「そんな人だったの?」と驚くような人も

━━書評ライター 細貝さやか

『らんたん』 柚木麻子  小学館 ¥1,980

『らんたん』

柚木麻子

小学館 ¥1,980

著者の母校・恵泉女学園の創立者と彼女を支えた教え子をモデルに、女子学校教育の黎明期に活躍した女性たちを描いた歴史小説。先駆者たちの志の高さや粘り強さ、先見の明に驚かされる。

波長が合わない同僚がリアル。ざわつく心を楽しみたいお仕事&恋愛小説

━━有隣堂アトレ恵比寿店 酒井ふゆきさん

『おいしいごはんが 食べられますように』 高瀬隼子 講談社 ¥1,540

『おいしいごはんが食べられますように』

高瀬隼子 講談社 ¥1,540

二谷は仕事熱心な後輩女性・押尾が、仕事ができない芦川さんにいらついていると知る。ある日芦川さんが手作りマフィンを職場に持ってくると……。価値観の違いを浮き彫りにした異色の会社小説。

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