しつらえや器の見立ては、もちろんショウヤさんが手がける。器は作家の作品に木の板や葉、縄文土器などもちりばめ、内と外、時代の枠を超えた卓上の景色が、思考を解き放っていく。渓流は、すぐそば。大きく開かれた窓からの青々とした景色とともに、せせらぎの清涼感が室内を満たす。美味とともに、さまざまな音や色、木のテーブルの手ざわりまでが余韻を残すのだ。
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【大自然とつながる、新しいニセコの宿】『SHIGUCHI(シグチ)』で大切なものが見つかる旅を
近年、国際的なリゾート地として注目を集める北海道・ニセコ町。手つかずの自然が残る5万坪の敷地の中に誕生した『SHIGUCHI(シグチ)』が、’22年4月、ひっそりと幕を開けた。自然、アート、再生……。リゾートステイのあり方をまったく新たにし、ニセコから新しい価値を発信する一軒の全貌に迫る。