30代のころのメイクテクから変わっていなかったり、SNSなどで収集した情報をもとに、オリジナルテクを編み出したり、というのはエクラ世代のあるある。長井式ベースメイクにアップデートすれば、気になる悩みが自然に消え去り、今まで以上に華やかでいきいきとした印象に。エクラ 華組の綾部佳世さんが実際にトライ。
トライしたのは:エクラ 華組 綾部佳世さん
綾部さんのデイリーベースメイク
①ベージュ下地&CCクリーム、ハンドクリームを混ぜたものを下地がわりに
②エマルジョンファンデーションを重ねる
③コンシーラー2種でくま&シミ消し
④日によってフェイスパウダーを重ねる
試行錯誤してたどりついた時短&乾燥対策レシピです
化粧水のあとは①のみで、手を汚したくないのでブラシを使い、②は少しずつ塗ります。くまはみずみずしいタイプ、シミは硬めのコンシーラーでカバー。お粉は華やかさ演出用なのでプライベートのお出かけ時に使います。
長井かおりさんのアドバイス
時短を維持しながら、もっと透明感を上げられます
ブラシ塗りは薄く均一につけられるというメリットがありますが、きちんとくすみなどをカバーしたいときは厚く盛れてフィットする手&スポンジがベター。下地やファンデーションも今より量を多くし、塗り方も工夫するとコンシーラーを省けます。パウダーはくずれ予防にぜひ!
綾部さんが長井流ベースメイクにトライ
STEP1:下地
「まずはくすみを払うための下地を。色は、トーンアップをかなえると同時に、温かな印象を仕込めるピンクパープルをセレクト。エクラ世代は誰もがくすんでいて、くすんでいないところはない! そんな現実を受け止めて、肌の上でぬるつかない程度に量は多めに。生えぎわまで塗り込んで」(ヘア&メイクアップアーティスト、長井かおりさん、以下同)
「下地によってこんなにも明るくつややかになるとは! ブラシではなく手とスポンジで多めに塗るのもポイントですね」(エクラ 華組 綾部佳世さん、以下同)
STEP2: ファンデーション
「大人の肌は乾燥しやすいため、ファンデーションは時間の経過とともにマットに転ぶことを計算して、品よくつやめくタイプが正解。美容医療でリフトアップ&ふっくら見せのために注入する位置に厚めに塗ることで、光が集まって肌が引き上がって見え、微差ではあるけど物理的にもボリュームが増し、若々しい印象に」(長井さん)
「この塗り方だとファンデーションだけでくまもシミも隠れるからコンシーラー2種が不要に。ふっくらフレッシュにも見えます」(綾部さん)
STEP3:フェイスパウダー
「時間とともに乾燥の影響でツヤが消えがちなエクラ世代には、保湿力のあるタイプがおすすめで、時間差でツヤを演出できます。ファンデーションを定着させる効果もあるので、Tゾーンではなく、ファンデーションを厚盛りした頰や額からのせるのがベスト」(長井さん)
「パフをすべらせてつけてましたが、垂直に押さえるとファンデーションがヨレないんですね!」(綾部さん)
長井かおり流“年相応”ベースメイク、完成!
カーディガン¥155,430・トップス¥120,450(ともに参考価格)/ビエロ ピアス¥682,000・ネックレス¥297,000/リトルリーグ インク(ミズキ)
「いいと思っていたブラシ塗りが今の私の肌ニーズに合ってなかったのは、目からウロコ。下地もブルベのかたがつける色だと思っていましたが、大人の必需品でしたね(笑)。塗り方を変えるだけでコンシーラーいらずになるのも驚きでした!」
ながい かおり●わかりやすい理論とまねしやすいテクで、日常のメイクをアップデート。常に読者の悩みに寄り添い、時代のニーズや世代に合わせたルックの提案にも定評あり。
撮影/榊原裕一(人物) ヘア&メイク/長井かおり(MAKEUPBOX) スタイリスト/権藤千絵 モデル/綾部佳世(エクラ 華組) 取材・原文/楢㟢裕美 ※エクラ2026年5月号掲載