年に2回のコレクション取材を通して、オフランウェイからトレンドを読み解くファッションジャーナリストのシトウレイさん。40代・50代がヒントにしたいファッショニスタのキャロライン・イッサの着こなしをピックアップ!
スナップ常連! ファッションエディター キャロライン・イッサのパリ5DAYS
ロンドン在住で「TANK Magazine」ファッションディレクターであり、コレクションスナップ常連のキャロライン・イッサは、シトウさんも注目するファッショニスタの一人。「見かけたら必ずスナップせずにはいられない!」というおしゃれぶりは、エクラ世代の着こなしのヒントがいっぱい。その知的かつモードなスタイルをシトウさんの視点からチェック!
DAY1:マスタードイエローは素材ミックスでインパクトを
この日は、ガブリエラ・ハーストの会場でキャッチ。「ワントーンスタイリングが今シーズンのお気に入りなのか、この日はマスタードイエローをベースにしたスタイリング。白のバッグが抜け感を醸し出しています。ジャケットがスエード素材ですが、この素材も今シーズンよく見かけたトレンド素材です」。イエロートーンでまとめたスタイリングの首もとに一点、赤いネックレスという差し色も絶妙!
DAY2:ドレス×ワークジャケットはフラット靴で抜け感を
ブラウンの濃淡でシックなカラーリングをベースに、マスキュリン×フェミニンの着こなしをバランス良く。「エレガントなドレスはCarhartt風のワークジャケットでカジュアルダウン。足もとのペタンコ靴も今シーズンのトレンド。さりげなくトレンドを取り入れてるのもキャロラインらしい!」。
DAY3:ラフさとカッコよさと。白トレンチのお手本となる着こなし!
打って変わって白一色!でクリーンにまとめたキャロラインにロエベの会場で遭遇。「この日はオールホワイトスタイル。トレンチコートの無造作な着崩し方が上手。氷川きよしか純烈以外でオールホワイト着れる人なんてキャロラインしかいないよ……!」とシトウさん絶賛の白の着こなし。首もとにちらりと見えるインナーも水色のカーディガンで、パウダリーカラーを上手に組み合わせていることがわかる。
DAY4:端正なシャツが名脇役として活躍!
シャネルの会場では、シャツの着こなしが素敵なキャロラインをスナップ。「キャロラインといえばsacai。よく着ている印象があるのですが、この日は同ブランドのドッキングジャケットを。中に合わせたシャツの襟の立て方や、裾の出し方がこなれ感につながっています」。仕立ての良いシャツ&パンツにsacaiの遊び心のあるジャケットを合わせることで上品なモード感を印象付けたスタイル。
DAY5:黒を表情豊かに、ゴージャスなワントーンで着こなす
セシリー・バーンセンの会場で出会ったキャロラインは、ジャカード織りの印象的な黒のセットアップを着て。「シックなオールブラックのセットアップスタイルでマニッシュなスタイルは会場でもひときわ目をひきました!」。キャロラインは黒髪なので、頭のてっぺんからつま先まで全身黒のワントーンの印象に。耳もとにつけた大ぶりピアスだけがきらりとゴールドに輝いているのも潔い。オーバーサイズのジャケット&パンツの足もとは華奢なブーツで黒のエレガンスに磨きをかけた。
撮影/シトウレイ