腰痛専門整体師とも先生が名づけた「バナナ腰」(腰がバナナのように反りすぎている反り腰の状態)を治すと、「血圧やコレステロール値が下がる!」と話題です。ストレッチで骨盤の歪みを戻し、体幹の血流を上げる仕組みをもとに、今回は血圧を160→110まで下げた84歳の母を持つ女性の実例です。母娘で実践した、そのストレッチとは?
【教えていただいた方】
血圧が下がった! Oさんのケース(84歳) 血圧 160→110、 中性脂肪360 → 98にDOWN
こんにちは! 整体師ともです。僕の著書『「バナナ腰」を治せば、血圧が下がる! コレステロール値も改善! 』(小学館)では、男女さまざまな患者さんの実例を紹介していますが、ここでは女性で血圧やコレステロール値を劇的に下げた方々の体験談をお届けしています。
今回のケースは、血圧とともに中性脂肪が高い、84歳のお母さんを心配していたOさん(58歳)。Oさん自身は趣味のバドミントンが原因で、足首まわりに痛みや硬さがあり、僕の整体院に通っていました。お母さんはというと3年前から血圧と中性脂肪の数値が高く、血圧は160、中性脂肪にいたっては、なんと360!「食生活はどうですか?」と聞くと、お母さんはその頃、バナナやおまんじゅう、あられ、果物など、間食が結構多かったとのこと。
そこで僕からOさんには、僕のYouTube『ストレッチ整体師とも先生』にあるストレッチをいくつかすすめ、無理のない範囲で毎日続けてもらうことになったのです。その後、お母さんは間食をほぼゼロにするまで頑張りました。同時にOさんとも一緒にストレッチを続け、驚くほどの改善が見られたのです!
ストレッチ開始! 1年後の劇的な変化とは?
ストレッチを1年間継続、さらに食事にも気をつけたお母さんの数値はどうなったかというと…。
血圧:160 → 110 中性脂肪:360 → 98
と、大幅に改善! また、3年前に高かったという血糖値も、ストレッチを始めて1年後には基準値内に収まったとのこと。コレステロール値はもともと正常値だったと思いますが。以前は血圧の薬も服用していたそうですが、現在は軽い処方のものを継続。ストレッチを取り入れることで、薬に頼りすぎずに管理できるようになったそうです。
ちなみに、一緒にストレッチを行ったOさんも足首の調子がよくなり、有志大会で優勝したとか。「ストレッチの効果を実感したので、とも先生の本をバドミントン仲間にもすすめています」と、母娘でうれしい近況を教えていただきました。
では、Oさん母娘が実践したストレッチとは? おすすめしたストレッチの中でも、いちばん簡単なものをご紹介します。
1日1分! 【ふくらはぎストレッチ】
Oさんのお母さんは、年齢的なこともあって家にいることが多く、運動不足になりがちでした。それが結果的に、筋肉の衰えや血流の悪さを招き、数値に影響していたと考えられます。そこで血流の改善と筋力維持を目標に、足首の柔軟性を高めて、効率的に血流をアップできるふくらはぎの筋肉をしっかりと刺激するストレッチを継続してもらいました。
① あお向けに寝て、左のふくらはぎを右膝に乗せる。乗せたまま、左のふくらはぎをコンコンと刺激。痛気持ちいいくらいの強さで行う。
② 左のふくらはぎを上下に右膝に擦り合わせたり、ポンポンとバウンドさせたりして刺激を続ける。
③ 最後に、左のふくらはぎの硬いところや痛気持ちいいところに右膝を当てて、パタパタと足首を動かす。
(左右各30秒ずつ、計1分)
血圧も中性脂肪もDOWN。 ストレッチの効果を実感しているお母さん
お母さんのコメントによると、「最初は関節が硬く、動きにくかったものの、徐々に柔らかくなり、動きやすくなっていきました」とのこと。また「ストレッチに挫折しなかったのは、とにかく簡単だったからです! 難しく、長いエクササイズは継続することができないと思いました。毎日決まった時間にやる、と決めてやったのもよかったと思います」とも。お母さんにとっては、「寝たままでいい」という点がさらによかったようですが、「寝たまま」には、「リンパの流れを上半身に戻りやすくするため」という意味も実はありました。
そして、娘さんのOさんからも、「母は検査結果を見て『ストレッチをやってよかった! これからも続ける! 間食も控えるわ』と、ものすごく喜んでいました」と教えていただき、ますますストレッチの重要性を広めていきたい!と誓った僕でした。
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初出:OurAge 2025/3/3