【真藤舞衣子絶品レシピ・冬のご自愛スープ3】腸内環境を整える「牛肉とパクチーのトマトナンプラースープ」&「ビーツと塩麴のポタージュ」

発酵食品は、腸内環境を改善し、免疫細胞を活性化してくれる最強の食材といわれている。料理家の真藤舞衣子さんが、「牛肉とパクチーのトマトナンプラースープ」&「ビーツと塩麴のポタージュ」のレシピを披露!
Profile
真藤舞衣子さん

真藤舞衣子さん

京都・大徳寺内塔頭で1年間生活し、パリに料理留学。現在は発酵食を研究し、ワインや日本酒にも詳しい。地方の生産者を精力的に訪ねている。近著に『発酵美人になりませう。』(宝島社)。
Instagram:maikodeluxe

牛肉とパクチーのトマトナンプラースープ

ナンプラーはうま味があって、だしがわりに使える便利な発酵調味料。牛肉やトマトとコクのあるスープに。パクチーの香りがアクセント。

牛肉とパクチーのトマトナンプラースープ

【発酵食品
ナンプラー

材料(2〜3人分)
牛切り落とし肉…200g
トマト…1個
紫玉ねぎ(または玉ねぎ)…1/2個
パクチー…2本
水…600㎖


A
ナンプラー…大さじ2
黒こしょう…適量


米油…大さじ1

作り方
❶トマトはくし切り、紫玉ねぎは薄切り、パクチーの根と茎はそれぞれみじん切り、葉はザク切りにする。

❷鍋に米油を中火で熱し、パクチーの根と牛肉を入れ、肉の色が変わるまで炒める。分量の水を注ぎ、紫玉ねぎ、トマト、パクチーの茎を加える。

❸煮立ったらアクをとり、Aを加えて味をととのえ、最後にパクチーの葉をのせる。

ビーツと塩麴のポタージュ

最近手に入りやすくなった生のビーツを色鮮やかなスープに。味の決め手は塩麴。塩よりまろやかで、野菜のうま味を引き出す。サワークリームをのせて。

ビーツと塩麴のポタージュ

【発酵食品
塩麴

材料(2〜3人分)
ビーツ(生)…1個(約300g)
玉ねぎ…1/4個
バター…大さじ1
水…300㎖
塩麴…適量
サワークリーム、ディル、オリーブオイル…各適量
粗挽き黒こしょう…少々

作り方
❶ビーツは皮をむかずに、丸ごと1時間ほど蒸す(ゆでてもよい)。粗熱がとれたら、皮をむいてひと口大に切る。玉ねぎは薄切りにする。

❷鍋にバターを中火で溶かし、玉ねぎを入れてきつね色になるまで炒める。ビーツと分量の水を加え、温める前にいったん火を消す。ハンドブレンダー(またはミキサー)でなめらかになるまでつぶす。

❸②を再び中火にかけて温め、塩麴を加えて味をととのえる。器に注ぎ、サワークリームとディルをのせ、オリーブオイルを回しかけ、粗挽き黒こしょうをふる。

【point】ビーツは皮をむかずに丸ごと蒸すか、ゆでるのが鉄則。皮をむいたり、切ると赤い色素が流れ出す。

ビーツは皮をむかずに丸ごと蒸すか、ゆでるのが鉄則。皮をむいたり、切ると赤い色素が流れ出す。
Follow Us

What's New

Feature
Ranking
Follow Us