【真藤舞衣子絶品レシピ・冬のご自愛スープ4】身近な発酵食品「味噌」のレシピ4選

味噌は身近な発酵食品のひとつ。「加熱すると菌が死んでしまうのでは?」とよく聞かれるけれど大丈夫。善玉菌のエサとなって腸内環境を整えてくれる。いつもの具を洋野菜にしたり、切り方を変えたりして、自由に楽しんでみて! 料理家の真藤舞衣子さんが4つの味噌汁レシピを公開。
Profile
真藤舞衣子さん

真藤舞衣子さん

京都・大徳寺内塔頭で1年間生活し、パリに料理留学。現在は発酵食を研究し、ワインや日本酒にも詳しい。地方の生産者を精力的に訪ねている。近著に『発酵美人になりませう。』(宝島社)。
Instagram:maikodeluxe

【発酵食品
味噌

根菜とあずきの味噌汁

あずきは甘いものの印象が強いけれど、味噌とも相性がいい。女性に必要な栄養素をバランスよく含んでいるのでおすすめ!

根菜とあずきの味噌汁

材料(2〜3人分)
大根…120g
れんこん…120g
長ねぎ…10㎝
ゆであずき(無糖)…50g
だし…600㎖
味噌…大さじ2

作り方
❶大根とれんこんは皮をむいて1.5㎝角に切る。長ねぎは薄い小口切りにする。

❷鍋にだしと大根、れんこんを入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にして火を通す。ゆであずきを入れてひと煮立ちさせ、火を止めて味噌を溶き入れる。器に盛り、長ねぎをのせる。

洋風豚汁

豚汁は肉と野菜が入ったバランスのいい汁もの。いつもの豚汁をサラダにするような野菜で作ると、目からウロコの新しい味に。

洋風豚汁

材料(2〜3人分)
豚ロース薄切り肉…100g
セロリ…1/2本
黄パプリカ…1/2個
玉ねぎ…1/4個
だし…600㎖
ミニトマト…8~10個
味噌…大さじ2
米油…大さじ1

作り方
❶豚肉はひと口大に切り、セロリとパプリカは乱切り、玉ねぎは薄切りにする。ミニトマトはヘタをとる。

❷鍋に米油を中火で熱し、豚肉を入れて炒める。セロリ、パプリカ、玉ねぎ、だしを加え、煮立ったらミニトマトを加える。再び煮立ったら火を止めて、味噌を溶き入れる。

丸ごと豆腐の白味噌汁

シンプルの極みといえるこのお椀は、素材のよさが味の決め手。ていねいにとっただしに、おいしい西京味噌とこだわりの豆腐で。

丸ごと豆腐の白味噌汁

材料(2〜3人分)
木綿豆腐…1/2丁
だし…600㎖
西京味噌…150g
練りからし…少々

作り方
❶木綿豆腐は2〜3等分に切り、だしとともに鍋に入れて弱めの中火にかける。ゆっくりと煮て豆腐の中まで温める。火を止めて、西京味噌を溶き入れる。

❷器に盛り、豆腐の上に練りからしをのせる。豆腐をくずしながら、からしをつけていただく。

大根おろしときのこの味噌汁

大根を鬼おろしでおろして、ザクザクした食感にするのがポイント。きのこのうま味たっぷりの汁に、大根おろしがさわやか。

大根おろしときのこの味噌汁

材料(2〜3人分)
大根おろし(鬼おろしで粗くおろす)…6㎝分
しいたけ…2個
舞茸…1パック
なめこ…1袋
だし…600㎖
味噌…大さじ2

作り方
❶しいたけは石づきをとって薄切りにし、舞茸はほぐす。

❷鍋にだしと①、なめこを入れてひと煮立ちさせ、大根おろしを加える。再び煮立ったら、火を止めて味噌を溶き入れる。

  • 【おもてなしレシピ】亜希さんの愛情料理&真藤舞衣子さんの体にやさしい発酵料理

    【おもてなしレシピ】亜希さんの愛情料理&真藤舞衣子さんの体にやさしい発酵料理

    長いおうち時間から、例年以上に料理をがんばったこの一年。この年末年始は賢く力を抜いて、まずは自分自身へのごほうびを!贅沢でおいしい食材を取り入れてみる、発酵食品やレストランの取り寄せを味方に、いつも以上にていねいにお菓子を作ってみる……。大人の知恵と工夫で自分史上最高においしく豊かな時間を、大切な人と過ごしたい。

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