後世に残したい上質な家具がそろう「ハイク」ほか、関根千園さんの右腕アドレス3選

おしゃれなアラウンド50代のご自宅から暮らしを彩るヒントを見つけて。「マリーエレーヌ ドゥ タイヤック」のディレクターや「サロン・ド・テ、ラデュレ」、「ドリス ヴァン ノッテン」のPRを務める関根千園さんの右腕アドレス「アポロ」、「ハイク」、「カシカ」を紹介。

住む人の側に立ち、夢を実現 APOLLO(アポロ)

建築家・黒崎敏率いる設計事務所APOLLOには、クリエイティブな感度の高いクライアントからの依頼が相次ぐ。その理由は、こだわりのある彼らのオーダーを細部まで厳密に実現できる精度の高さ。関根さんご夫妻もじっくり相談することができ、大満足のリノベーションがかなったという。新築では光と影を効果的に組み入れた建築をテーマに、ミニマルな美を宿したスタイルを提案し、ハイクラス住宅も数多く手がける。

アポロ1

エントランスから家の全貌が見えるような、オープンな空間づくりを得意とする

アポロ2

窓の向こうにはテラスリビング。屋内外をシームレスにつないだデザイン

アポロ3

上層階部分の側面は完全な正方形を設計。時代に流されないミニマルな美を実現

後世に残したい上質な家具 HIKE(ハイク)

ラインナップの中心は現地で買い付け、自社アトリエにてメンテナンスが施された、高品質の北欧ヴィンテージ家具。照明を中心とした現行品もまた次世代に引き継がれるような名作がそろう。それらとフィットするオリジナル家具も展開し、カスタムメイドが可能。関根邸ではキッチンの食器棚をオーダーした。

ハイク1

’60年代のダイニングチェア。現在はレアなローズウッド材を使用(価格は問い合わせ、ほかも同様)

ハイク2

ノルウェー人デザイナー、フレデリック・カイザーのキャビネット

DATA
東京都目黒区東山1の10の11
☎03・5768・7180
12:00〜18:00
定休日 月〜水曜
https://www.hike-shop.com/

住とアートがクロスオーバー CASICA(カシカ)

木材の倉庫を改装した広々とした店内では宝探しのような気分でショッピングを楽しみたい。世界各国の民芸品や丹念にリペアされた古道具、現代作家の作品を種類や時代にとらわれずフラットに並べ、新たな出会いを提案する。敷地内にはショップのほか、カフェやギャラリーなどが入り、心躍る企画展も目白押しだ。

カシカ1

アステカ文明のころより製法が伝わるヴィンテージのエキパルチェア¥88,000

カシカ2

建物内の一部の什器には倉庫に残っていた材木を再利用

カシカ3

植物も充実し、プロダクトと混在するスタイリングも見どころ

DATA
東京都江東区新木場1の4の6
☎03・6457・0826 11:00〜18:00
定休日 月曜(祝日の場合は営業、翌火曜休み)、第2・4火曜
https://casica.tokyo/

PROFILE
関根千園●大学在学中から2年間パリへ留学し、帰国後PR会社WAGで仕事をスタート。’04年TFCに入社、’07年フリーランスとして独立。TFCにてドリス ヴァン ノッテンのPRを続け、マリーエレーヌ ドゥ タイヤックのディレクターや、パリ老舗のサロン・ド・テ、ラデュレのPRを務める。

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