【50代、私に心地いい家】お気に入りのアートが映える鈴木奈代さん邸

住む人の“好き”がつまったおしゃれなアラウンド50代の居心地のよい家。今回は、インテリアライターの鈴木奈代さんのご自宅を紹介。アートを主役につくられたコーナーが見どころ。

お気に入りのアートを主役にコーナーづくり

鈴木さん邸1

寝室の壁は一部をチョコレート色に塗り、ほかは珪藻土に。壁には尊敬する同世代のアーティスト、伊庭靖子氏のアートを。描かれたクッション生地を一緒に買いにいった、思い出深い作品。サイドテーブルはジェルバゾーニ、ランプはミゲル・ミラのデザイン。

鈴木さん邸2

廊下から見える寝室の壁にも伊庭靖子氏の作品を。チェアはポール・ケアホルムのPK22、サイドテーブルはジョージ・ピーターソン。

鈴木さん邸3

階段の壁にはeN artsで購入した白子勝之氏の作品を掛けた。MENUの大理石テーブルの上は上田亜矢子氏のオブジェ。床には川上輝明氏の写真を

鈴木さん邸4

マドリッドから持ち帰った塑像を内田鋼一氏の箱膳の上に。祖父作の仏像の横にはバーニーズで購入した小箪笥を

鈴木さん邸5

3階にある仕事部屋。オープン棚はザ・コンランショップで、カーテンはすべてマナ・トレーディングにオーダー

鈴木さん邸6

ダイニングの壁には米田知子氏の写真作品を。下には上田亜矢子氏のトラバーチンのオブジェや、リネンアンドデコールで購入したキャンドルホルダー、有永浩太氏のガラスのボトルなどを飾った

鈴木さん邸7

日当たりのいいコーヒーテーブルの上は観葉植物の定位置。ラグビーボール形の木のオブジェは福井守氏

鈴木さん邸8

香りグッズはトレイにまとめて

鈴木さん邸9

3階への階段の途中に、かさばるカゴ類を飾って収納

DATA
延べ床面積:約124㎡
築年数(居住年数):13年(13年)
夫とふたり暮らし。都内に土地を購入し3階建ての家を建てる。基本設計は八木建築研究所に依頼。料理が楽しくなるキッチンを目ざし、目下リノベを計画。

PROFILE
インテリア、ライフスタイルまわりのライター・エディターとして雑誌、カタログ、ウェブなどに携わる。本誌では富岡佳子さんの連載も担当。取材した家は数百軒におよび、書籍『日曜日の風景』『日曜日の風景part2』(ともに光文社)を手がけた。インテリアデコレーター・故橘田美幸氏に師事。Instagram:nayosuzuki

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