【50代、足と脚の違和感のセルフケア法】靴選びとインソールの活用方法とは?

一生歩ける足をつくるために大切な、足のセルフケア方法を、足病医療の菊池 守先生が解説。靴選びだけでなく、すでにある足のゆがみにはインソールを活用するのも有効。
\私が教えます!/
菊池 守先生

菊池 守先生

日本初の“足病医療の総合病院”「下北沢病院」院長。日本ではまだなじみの薄い足病医療の普及に尽力。日本形成外科学会認定・形成外科専門医。下北沢病院医師団の著書に『“歩く力”を落とさない! 新しい「足」のトリセツ』(日経BP)がある。

靴選びは、足への優しさファーストで!

アシ寿命を延ばすために大切なのが靴選び。「靴は足長だけでなく、自分のつま先の形に合ったものを選ぶのがポイント。自分の足のタイプをチェックしてみましょう」。

【STEP1】自分の足のタイプをチェック

(エジプト型)

エジプト

親指が一番長いタイプ。親指部分から小指にかけて斜めにカーブを描くオブリーク型の靴が合いやすい。

(ギリシャ型)

(ギリシャ型)

人さし指が親指より長いタイプ。つま先を頂点に左右対称のカーブを描くラウンド型の靴が合う。

(スクエア型)

(スクエア型)

親指と人さし指の長さがほとんど同じ。この場合はつま先が四角いスクエア型の靴が合う。

【STEP2】足の周囲をチェック

足の周囲をチェック

足の親指のつけ根から小指のつけ根に沿ってメジャーを1周した長さが足囲。EEやEEEなどで表示される。このサイズも選べる靴だとより足にフィット。

そのほか、ここもチェック!

•自分の足のサイズに合っているか
•かかとがしっかりしているか
•足指のつけ根の部分で指が曲がるか
•靴底が硬く、しっかりしているか
•歩いてみても違和感がないか
•つま先に1〜1.5㎝のゆとりがあるか

すでにある足のゆがみは、インソールで矯正

「足にトラブルがある場合は、医療機関でアーチを整えるインソールを作って靴に入れるのがおすすめ」。市販のアーチを整えるアイテムを利用してもOK。

医療機関で、ピッタリなものをオーダーメイド

インソール

こちらは菊池先生の下北沢病院で処方されている医療用インソール。「市販のものと違い、症状に応じて医師が処方し、装具士がその人の足に合わせて作成します。アーチの矯正をするため硬めのインソールを用います。保険適用となる場合とならない場合があります」。

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