【ワタナベマキさんの 「韓国鍋」の宴】ドラマを見ながら食べたい!韓国で人気の鍋「ナクチ・チョンゴル」レシピ

寒い冬に欠かせない鍋料理。今回はワタナベマキさんが教えてくれたタコを使った韓国鍋「ナクチ・チョンゴル」と一緒に食べたいナムルをご紹介。ドラマのヒロインになった気分で盛り上がること間違いなし!
ワタナベマキさん

ワタナベマキさん

料理家。『梨泰院クラス』のパク・ソジュンにはまって3年半。推し活と食べ歩きで、年に何回か韓国へ通う。愛のこもった韓流レシピは再現しやすいと評判。近著に『毎日のおかずはシンプルがいい』(エムディエヌコーポレーション)など。
Instagram:@maki_watanabe

タコ、牛肉、野菜のうま味が渾然一体となって味の極みに

ナクチ・チョンゴル(タコの韓国風すき焼き)

ナクチ・チョンゴル

材料(4〜5人分)

タコ(生ダコ、ゆでダコ、どちらでも可)…300g

牛もも焼き肉用…300g 

玉ねぎ…1個

赤パプリカ…2個

にんじん…大1本

せり…2束 

にんにく(薄切り)…1片分

韓国産青とうがらし(小口切り)…1本分 

白煎りごま…適量

ヤンニョム(下記参照)…適量

塩…少々

ごま油…小さじ2

A 煮干しだし…600㎖

 酒…100㎖

 塩…小さじ1 

 しょうゆ…大さじ4

 みりん…100㎖

ヤンニョム(作りやすい分量)

韓国産粗挽き赤とうがらし…100g

にんにく、しょうが(すりおろし)…各2片分

りんご、または梨(すりおろし)…1/2個分

玉ねぎ(すりおろし)…1/2個分

アミの塩辛…大さじ1

梅ジャム(なければハチミツ)…大さじ3

ナンプラー…小さじ2

しょうゆ、白すりごま…各大さじ1

作り方

❶ヤンニョムの材料を混ぜ合わせる。タコは乱切りにし、ヤンニョム大さじ2を混ぜる。牛肉は細切りにし、塩とごま油をなじませる。

❷玉ねぎは薄切り、赤パプリカは種を除いて7〜8㎜幅の細切り、にんじんは6㎝長さの細切り、せりはザク切りにする。

❸鍋に牛肉と②を放射状に並べ、真ん中にタコをのせ、にんにく、青とうがらしを散らし、白煎りごまをふる。


❹混ぜ合わせたAを具材の半分の高さまで注ぎ、ひと煮立ちさせてヤンニョム大さじ1〜2を加えて煮る。煮えたものから食べつつ、Aと具材、ヤンニョムを追加して煮る。

大根、えごま、しょうがのナムル

大根、えごま、しょうがのナムル

材料(4〜5人分)

大根…500g

えごまの葉…4枚

しょうが…2片

A にんにく(つぶす)…1片

 塩…小さじ1/2

 黒酢…小さじ2

 ごま油…大さじ1

作り方

❶大根は皮をむいて細切りにし、塩水(塩小さじ2+水1ℓ)に20分ひたす。水洗いして水気をふく。

❷えごまの葉は細切りにし、しょうがはせん切りにしてさっと水にさらして水気をふく。

❸①、②にAを加えてさっとあえる。

シメはポックンパ(韓国チャーハン)

具材を取り出して煮汁を煮立たせ、ごはん300gを入れて混ぜ、溶き卵2個分を加える。水分がなくなったらごま油小さじ2を鍋の縁から加え、底面を香ばしく焼く。韓国のり適量をちぎって加え、白煎りごま少々をふる。

具材を足しながらどん どん食べ進むすき焼き 方式。肉も野菜も入っ ていて完璧バランス食

具材を足しながらどんどん食べ進むすき焼き方式。肉も野菜も入っていて完璧バランス食

味の決め手はヤンニョム。見 た目よりマイルドな辛さ。各 自が取り分けて、好みの味に

味の決め手はヤンニョム。見た目よりマイルドな辛さ。各自が取り分けて、好みの味に

シメは煮汁のうま味を吸わせ たチャーハン。溶き卵を加え て、ごま油でこんがりと焼く

シメは煮汁のうま味を吸わせたチャーハン。溶き卵を加えて、ごま油でこんがりと焼く

▼こちらの記事もチェック!
  • 人気店のおいしさを食卓に!斎風瑞さんの「心と体に優しい料理」まとめ

    人気店のおいしさを食卓に!斎風瑞さんの「心と体に優しい料理」まとめ

    ヘルシーで野菜たっぷり。“ふーみんママ”の中華風家庭料理は「たくさん食べても罪悪感なし」と青山のお店時代からファン多数。3年前にオープンした一日1組のダイニング『斉』は、予約がとれないほどの人気ぶりだ。そこで斉風瑞さんにコースの中から人気料理を伝授してもらった。“優しさオーラ”に満ちた料理で、幸福な食卓を!

  • 【大人の京都】冬こそ訪れたい!雪景色、美食、風物詩、季節ならではの特別感

    【大人の京都】冬こそ訪れたい!雪景色、美食、風物詩、季節ならではの特別感

    桜の春、祇園祭の夏、紅葉の秋に比べ、寒さ厳しい冬はあまりなじみのない季節。京都は冬こそがその奥深さを知れる時かもしれない。冬景色や、豊かな水と土壌に育まれた食材の数々。雪がちらつく曇り空かと思えば澄みきった真っ青な空が広がり、寒さになじんでおいしさを増す美食が続々と登場。まだ知らない魅力をこの時季にぜひ堪能したい。

What's New

Feature
Ranking
Follow Us