【エクラ世代・歯のメンテナンス】白い歯を取り戻す!クリーニング、ホワイトニング、ラミネートベニア

口もとの清潔感に直結する明るく輝く歯。今の歯の状態や、望む「白さ」のレベルに合わせたクリニックケアで、マイナスをゼロに、さらにプラスへ。
教えてくれたのは
小川朗子(あきこ)先生

小川朗子(あきこ)先生

アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿院長。歯科医師。抗加齢医学会認定専門医。鶴見大学歯学部卒業後、都内歯科医院で経験を積み’06年に現クリニックを開院。健康と審美を両立する最新の矯正治療を提供。

掃除のクリーニングと漂白のホワイトニング

大人の歯のくすみや着色が気になる場合、最初の選択肢はクリーニング。まずは、保険適用のクリーニングで口内清掃を。

「歯周病予防としての歯垢・歯石の除去が目的ですが、表面の薄い着色汚れも落とせてすっきりします」(小川先生・以下同)

それでも残る濃い着色やバイオフィルム(細菌性の膜)の黄ばみ、歯と歯の間の着色には自由診療のクリーニングが有効。

「専用の機器を使う歯面清掃、PMTCです。頑固な着色汚れを落としてクリアに磨き上げ、口内環境も健康に。セラミックやインプラントにも対応します」

クリーニングでもとれない黄ばみや茶ぐすみを白く明るく変えるなら、ホワイトニング。「歯の表面のエナメル質とその内側の象牙層に薬剤をしみ込ませ、1回で確かな漂白効果と透明感を得られます。自前の歯を超えたさらなる白さが欲しい場合は、歯の表面に張りつけるラミネートベニアがおすすめです」

レベル1:クリーニングで「歯」の表面の「汚れ」を除去

医療保険適用クリーニング

どんな施術?
歯周病予防を目的に歯周病を悪化させる歯石や歯垢を専用の器具や機械を使って除去。薄い着色汚れも一緒にとれる。ただし濃い着色や細菌性の膜が歯に蓄積して黄ばむバイオフィルムは落とせない。色に関しては軽いマイナスをゼロに、程度と考えて。目安は3カ月に1回のペース。費用は¥2,000〜3,000。

こんな人に
・費用を抑えて歯の掃除をしたい
・うっすらとしたくすみを解消したい
・歯石をとって歯周病も予防したい

自由診療クリーニング

どんな施術?
アミノ酸の微粒子パウダーをジェット水流で歯の表面に吹き付けるエアフローという機器を使い、痛みや刺激なく、歯も傷つけずに口腔内環境をクリーンに。歯垢と歯石はもちろん、頑固な着色汚れやバイオフィルムも除去し、健康な歯本来の白さと輝きを取り戻せる。歯周病や口臭を予防し、フッ素コーティングで虫歯も防ぐ。歯の表面がツルツルになり新たな汚れもつきにくい。
1回約60分、目安は¥5,000〜15,000程度。

こんな人に
・歯の着色汚れを徹底的に落としたい
・クリーニング効果を長持ちさせたい
・汚れをとりながら虫歯予防もしたい

クリーニングで「歯」の表面の「汚れ」を除去

レベル2:ホワイトニングでイメージどおりの歯のトーンに

オフィスホワイトニング

どんな施術?
薬剤を塗布しLEDライトを照射するホワイトニングのほか、低刺激で歯にしみにくいポリリン酸ナトリウム使用のホワイトニングなども。効果は半年程度持続。セラミックやさし歯は適用外。ライト照射は、施術後に痛みや知覚過敏を感じることも。目安は¥38,000〜。

こんな人に
・歯を削らずに1回で白くしたい
・医師や衛生士にすべて任せたい
・さし歯やセラミック、インプラントの前歯なし

ホームホワイトニング

どんな施術?
歯形をとったマウスピースにホワイトニングジェルを流し込み、一日10分〜2時間ほど装着(種類により異なる)。自分のペースででき、オフィスホワイトニング後のメンテナンスにも最適。ジェルが歯茎につかないようにするなど使用上の注意も。目安は上側のみ¥16,000〜。

こんな人に
・クリニックに通う時間がない
・いつでも好きなときにホワイトニングしたい
・さし歯やセラミック、インプラントの前歯なし

ホームホワイトニング

マウスピースとジェルのセット。薬剤濃度が高いのでホワイトニング効果が高く、気になったときにいつでも使える

レベル3:ラミネートベニアで理想の白さと形をデザイン

ラミネートベニア

どんな施術?
さし歯や詰め物の変色、すき間や短くなった歯の形を修復。麻酔をして歯の表面を0.5〜0.7mm削り、セラミックのシェル(薄い板)を張りつける。仮歯で色と形をシミュレートでき、天然歯に近い仕上がりに。ただし一度削った歯はもとには戻せない。目安は1本¥120,000〜。

こんな人に
・人工歯や詰め物の変色が気になる
・前歯数本だけ、形と色を同時に整えたい
・思いどおりの白さを長期間維持したい

ラミネートベニア
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