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【50代「身体が硬い」は大問題!】これできる? ひとつでもできなければ身体が硬い証拠!
肩や膝、股関節などが、年々硬くなってきたかも?と思いつつ、見て見ぬふりをしているアラフィーの皆さん! その「ガチガチ」、放っておくと、痛みや思わぬ怪我などのトラブルのもとに! まずは、体の硬いところをチェックしてみて。
【50代「身体が硬い」は大問題!】柔らかな身体を手に入れるにはどうしたらいい?
教えてくれたのは…
整形外科医・スポーツドクター 中村格子先生
ストレッチで硬くなりやすい部位を柔軟に保つことが大切
身体を柔らかくするといっても、すべてのパーツが柔らかければいい、というわけではないそう。
「以前、180度開脚がブームになりましたが、脚を180度開けることは生来の柔軟性も関係するので、誰でもそこまで開けることがよいわけではありません。関節は部位ごとに形や役割、可動域が違い、標準的な可動域以上に動かすと痛めます。また、人間の身体は、てこの原理で動くので、柔らかい部分だけでなく、体幹のように硬く安定している部分も必要。要はバランスなんです」
そんな身体の中で、柔らかく保つべきなのが前記事で硬くなりやすい場所として紹介した6カ所。
「肩甲骨、肩関節、胸郭、股関節、膝関節、足首は、硬くなるとコリや痛みや怪我のもとになるので柔軟に保つべき。そのために習慣にしたいのがストレッチです。筋肉の柔軟性が低下すると本来の関節の可動域が制限されて狭くなってしまいます。ストレッチをすると筋肉や腱の柔軟性が高まることで、関節の可動域も広がります。ただし、運動不足で身体が硬くなっている人がいきなり無理に伸ばすと、腱を切るなど怪我を招くので控えること。可動域には個人差があるので、バレリーナなどと同レベルに柔軟にすることを目ざすのではなく、昨日の自分の身体より柔らかくすることを目標に、少しずつ行っていくことが大切です」
(柔軟な身体とはつまりどんな状態?)
関節の可動域が広い
身体が柔らかい=関節の可動域が広いこと。関節ごとに標準可動域があり、そこまでは動かせるのが理想的。関節の可動域は、まわりの筋肉や腱などの柔軟性を高めると広げられる。
筋肉や筋膜、腱の柔軟性が高い
筋肉や筋膜、腱などの伸縮性が高いことも柔軟な身体の条件。筋肉や筋膜、腱などが柔軟でしなやかに動くと関節の可動域が制限されないので、身体が柔らかく動くようになる。
(ストレッチするときの注意点)
□無理に伸ばさない
身体を無理に伸ばすと腱を切るなど怪我のもとに。無理のない範囲で少しずつ伸ばして。
□入浴後に行うのが特におすすめ
ストレッチはいつ行ってもOK。身体の柔軟性が高まる入浴後に行うとより効果的。
□痛みがあるときは避ける
痛みがあるときは病気の可能性もあるので無理に行わず、まずは整形外科を受診して。
柔らかくすべき部位はここ!
[肩甲骨]
肩甲骨は内転・外転、上方&下方回旋、挙上・下制の6方向に動くのが正常。ねこ背だと肩甲骨が硬くなり背中に張りつくような状態に。
[足首]
つま先を上げる・下げる、つま先を内側・外側に向ける、足の親指側・小指側を引き上げる動きがスムーズにできるのが柔軟な状態。
[肩関節]
腕を前から上へ上げる、横から上へ上げる、腕を背中に回すという動きがすべてできるのが柔軟な状態。前肩になると硬くなりやすい。
[胸郭]
胸郭は呼吸と関係が深く、息を吸ったときに広がるように膨らむのが正しい状態。ねこ背で前肩になっていると胸郭が硬くなりやすい。
[股関節]
脚を前後左右に動かしたり、回転させたりといった動きがスムーズにできるのが柔軟な状態。座り姿勢が続くことで硬くなりやすい。
[膝関節]
曲げる、伸ばす動きがスムーズにできるのが柔軟な状態。歩き方のくせやゆがみなどによって膝が曲がったまま硬くなっている人が多い。
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【50代「身体が硬い」は大問題!】“身体が硬い”ってどういうこと?なぜ問題?
50代の「身体が硬い」は、痛みや思わぬ怪我などの原因に! そもそも「身体が硬い」とはどういう状態で、どんなトラブルを招くのか? 整形外科医の中村格子先生に解説していただいた。
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