【50代「体が硬い」は大問題!】肩甲骨を柔らかくする朝と夜の柔軟化ストレッチ

柔軟化ストレッチは毎日コツコツ続けることが肝要。就寝中のかたまりをほぐす朝ストレッチと、一日の疲れをほぐす夜ストレッチを整形外科医・スポーツドクター中村格子先生が指南! 今回は、肩甲骨のストレッチについて。

「肩甲骨」

肩甲骨は、背中にぴったり張りついたような状態になっていることが多いので、はがすようによく動かすことがポイント。

朝ストレッチ

肘を曲げて円を描くように回す動きで、本来の肩甲骨の6方向の動きを取り戻す効果があるストレッチ。肩コリや姿勢の改善にも効果的。

【外回し・内回し 各5回】

《1》床に座って、左右の肩に手の指を置き、胸を開くイメージで肘を左右にぐっと開く。

《1》床に座って、左右の肩に手の指を置き、胸を開くイメージで肘を左右にぐっと開く。

《2》肘で円を描くように、ぐるぐると外回しに回す。これを5回。肩甲骨が動くのを意識して。

《2》肘で円を描くように、ぐるぐると外回しに回す。これを5回。肩甲骨が動くのを意識して。

《3》次に同様に内回しを5回。肩甲骨が動くのを感じながらなるべく大きく回すのがコツ。

《3》次に同様に内回しを5回。肩甲骨が動くのを感じながらなるべく大きく回すのがコツ。

夜ストレッチ

肘を頭の横で曲げて引き寄せる動きは、背中に張りついた肩甲骨をはがすのに効果的。肩甲骨の動きがよくなり、背中やわきの贅肉もスッキリ。

【左右各5秒 1回ずつ】

右肘を上げて後ろに曲げ、左手で肘を押さえて自分のほうに引き寄せて5秒キープ。反対側も行う。左右各1回。

右肘を上げて後ろに曲げ、左手で肘を押さえて自分のほうに引き寄せて5秒キープ。反対側も行う。左右各1回。

後ろから見るとこのような状態。右肘を引き寄せたとき、右の肩甲骨が外に出るように動くのを意識して。

後ろから見るとこのような状態。右肘を引き寄せたとき、右の肩甲骨が外に出るように動くのを意識して。

ブラトップ¥6,500・レギンス¥12,800/ルルレモン

教えてくれたのは…

整形外科医・スポーツドクター 中村格子先生

整形外科医・スポーツドクター 中村格子先生

Dr.KAKUKOスポーツクリニック院長。医学博士。トップアスリートから一般の人まで幅広く診療にあたる。メディアでのエクササイズ指導でも人気。近著は『硬い体をほぐす かんたんストレッチ』(成美堂出版)。
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