人気再燃!香港&マカオ、現地集合食べ歩き ①

香港グルメミッション!

新旧の魅力にあふれ、世界の美味を堪能できるエキサイティングなコスモポリタン香港。フライトも多く、気軽に食べ歩きに行け、ショッピングも充実。エクラ世代の旅のディスティネーションとして、今再び注目されています。「偶然にも食いしん坊仲間7人が現地集合! 皆のリサーチ力の結晶で、ハズレなしの美味に出会えました!!」というライター・桂まりさんのレポートです。
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湾仔(ワンチャイ)の「金鳳茶餐廊」で、ボーローバウとミルクティを。
 冬は少しでも気候のいいところに旅行に行きたい。そしてもちろん食べ歩きの楽しいところへ! 今回は香港に長く住む友人の誘いもあって、ゆったり旅の予定を組んでみました。すると、偶然にも食いしん坊仲間が大集合。風水がいいからと毎月のように通う人もいれば、10年ぶりという人も。Sさん、Mさんはそれぞれ姉妹旅。わたしは友人Yと現地集合、コンサートのためひとり旅のPなどスタイルは様々ですが、ランチやディナーのレストランで集合する楽しいバケーションとなりました。

 まずは、福岡から来ていた友人Mさんと、湾仔(ワンチャイ)の「金鳳茶餐廊」で合流。香港通の友人も「ここのがいちばん」と太鼓判の、パイナップルパンにバターをはさんだボーローバウとミルクティを。ランチタイムなので、サンドイッチ、麺、オムレツ、ドリンクのランチセットを注文する人であふれていました(サンドイッチとマカロニのセットを見て、外国に来たことを実感)。
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大班楼は早めの予約がマスト!
大班楼のピータンと甘酢生姜。
大班楼のアサリとココナッツ!
大班楼の、カラメリゼしたエシャロットと鶏。
 *  *  *  

 済州島や台湾でも現地集合したことのある、久しぶりのMさんとの香港探索。前回行けなかった器の店にも寄れて大満足でした。彼女は「マンダリン オリエンタル 香港」の足の角質取りで有名な”上海式ペディキュアの妖精”の予約も周到、人気のレストラン「ダドルス」や「モット32」にも妹さんと行ったそうです。
 
 今回の旅のミッションのひとつが、「大班楼(The Chairman)」に行くこと。何年かまえから行きたかったお店です。香港に詳しい編集者にも勧められ、「アンバー」(「ザ・ランドマーク マンダリン オリエンタル」にある大好きなレストラン)のシェフにインタビューした時にもお勧めされた店。奇しくも、香港に住む友人は、ベトナムのヨガ休暇でこちらのオーナー女性と一緒になったことがあり、おかげで予約もスムーズ。そしてそのお料理も、聞きしに勝る素晴らしさでした! 洗練されていて、シンプルで、それでいて新しい発見がある! すべてがちょうどいい塩梅なのです。小さなお店なので早めの予約が安心です。

 化粧品会社のPRをしている友人Sさんも、お姉さんと九龍で休暇を過ごしていて、ショッピングと食べ歩きのリサーチも万全。香港に詳しい美容ライターさんリコメンドの、佐敦(ジョーダン)にある「金山海鮮酒家」を予約してディナーへ。全テーブルがオーダーしている鳩、バジルの効いたアサリのスープ、紹興酒と醤油とチリのたれにつけていただく海老、そして焼きそばが白眉! 店を切り盛りする女将さんの感じもよく、リピート決定。
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金山海鮮酒家の海老と、バジル入りのあさりスープ。
金山海鮮酒家の焼きそばは必食!
山の上の端記茶楼。
この日は3人だったので次はもっと大人数で行きたい!
端記茶楼はお茶もセルフサービス。
端記茶楼のチャーシュー饅。
翠亨邨のマンゴーソースの海老。
翠亨邨の酢豚。
冬の風物詩、煲仔飯。坤記煲仔小菜にて。
 *  *  *  

 翌日のブランチに集合したのは地下鉄とバスを乗り継いだ山の上の「瑞記茶楼」。S姉妹のリストにも、わたしが台湾の食いしん坊友達から仕入れたリストにもあった、飲茶の人気店です。テラス席には鳥籠が並び、美声を披露してくれる小鳥たちが。昔ながらの姿にまず癒されます。料理はセルフで取りに行く様子で、野菜炒めは別途注文します。デザートの饅頭までが素朴な味わいで、うっとりでした。何かが蒸しあがると館内放送で知らされ、これはぼんやりしていると無くなるパターン。

 バスに乗り換える駅にもあったのですが、「鴻福堂」という薬膳スタンドのようなチェーン店にも感心、こんな店が日本にもあればなあと思いました。スープや漢方茶が気軽に買えるのです。

 この日の夜はさらに友人Yが合流、予約して「翠亨邨」へ。賑わうネイサンロードにあるショッピングモールの中、ホテルの宴会場のような大きな空間に常連客がひしめき合っていて圧倒されます。何を頼んでも美味しいのですが、キッチンも混み合っているのか、なかなか料理が出て来ません。でも白玉団子の金木犀風味やら、胡桃のおしるこなどデザートまでとにかく美味でした!

 そして、最後の日の夜は今回楽しみにしていた、冬の風物詩という「坤記煲仔小菜」の煲仔飯! そう、土鍋ご飯です。こちらも開店まえから並んだものの、店内は予約客で満席、かろうじて外の席に。メニューがありすぎてよくわからないながらも、字面のイメージで油鴨拝骨飯を指差しオーダー。野菜炒めもセロリと海老の炒め物も美味しく、炊きたての土鍋ご飯は、おこげまで最高! こちらの店は、鍋も看板メニューのようでした。すぐ近くに優しいデザートの「源記甜品専家」があるので、セットで。

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