アラフィー女性の疲れた体を癒やしてくれる「豚肉とキャベツの鍋」&「しょうがと長いもの豆乳鍋」

寒さが厳しくなると、体調を崩しやすくなり疲れも溜まる一方。そんなときは、温かい鍋料理で体を温めましょう。今回は、疲れた胃腸に優しいキャベツや長いもを使った、今の季節にぴったりのウー・ウェン流「大人のプレミアム鍋」2レシピをご紹介。
教えてくれた人
ウー・ウェンさん

ウー・ウェンさん

家庭料理は家族の健康と幸せを守るためと、手を加えすぎないシンプルなレシピが大人気。医食同源に根ざした料理とともに、中国の暮らしや文化を伝える。著書多数。最新刊に『ウー・ウェンさんちの汁ものとおかず』(光文社)。

【時短は、切り方しだい】

細切りにすれば火の通りは早い。ただし、食感や満足感も考えて、切り方を変えることも。

豚肉とキャベツの鍋

疲れた胃腸に優しいキャベツは、せん切りにしてたっぷり用意。豚肉は、厚切りを棒状に切って、満足感をアップ。やみつきになる味。

豚肉とキャベツの鍋

材料(2人分)

豚とんかつ用肉…2枚(200~250g)

粒黒こしょう…15粒

キャベツ(せん切り)…1/4個

酒…1/2カップ

水…2カップ

豆板醤…大さじ1/2

しょうゆ…大さじ1/2


作り方

1.豚肉を、厚みに合わせて同じ幅で棒状に切る。

2.鍋に1、酒、水を入れて火にかけ、煮立ったらアクを除く。粒黒こしょうを加えて弱火にし、ふたをして10分ほど煮る。豆板醤としょうゆを加えて味をととのえる。

3.キャベツを2に加えてふたをし、やや強火にして1~2分蒸し煮にする。

<point>

豚肉は食べ応えのある大きさにしたいから、とんかつ用を利用。厚みと同じ幅の棒状にして、火入れを早く。

豚肉は食べ応えのある 大きさにしたいから、 とんかつ用を利用。

最初に肉に火を通し、味がしみ込んだところに、キャベツをたっぷりのせて蒸し煮に。

最初に肉に火を通し、 味がしみ込んだところ に、キャベツをたっぷ りのせて蒸し煮に。


【すりおろして最後までおいしく】

鍋には長いも、れんこんなどのすりおろしがおすすめ。食べやすく、消化がよく、スープまでおいしくなる。

しょうがと長いもの豆乳鍋

豆乳と長いものすりおろしは相性抜群。生しょうがは加熱したほうが血行をよくし、体が芯まで温まる。朝食や夜食にもおすすめ。

しょうがと長いもの 豆乳鍋

材料(2人分)

長いも(すりおろし)…150g

しょうが(すりおろし)…大さじ2

豆乳…400㎖

パセリ(みじん切り)…大さじ1

粗塩…小さじ1/3

こしょう…少々

作り方

1.豆乳を鍋に入れて弱火にかけ、ゆっくり沸かす。

2.しょうが、長いもを①に入れ、ゆっくり沸かし、塩、こしょうで味をととのえてパセリをふる。

<point>

豆乳を温めるときは強火厳禁。必ず弱火でゆっくり温めること。膜が張ったら、菜箸の先で破って混ぜ込みながらさらに温める。

豆乳を温めるときは強 火厳禁。必ず弱火でゆ っくり温めること。膜 が張ったら、菜箸の先 で破って混ぜ込みなが らさらに温める。

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