歓声必至の絶品鍋!真藤舞衣子さん考案「酔っ払いつくね鍋」&「淡雪すき焼き鍋」

暦の上では春でも、まだまだ寒い日が続く2月。温かい鍋を食べて身も心もポカポカに。今回は人気のつくね鍋とすき焼き鍋をご紹介。料理家・真藤舞衣子さんが作る鍋は、見た目と味の両方が絶品!
教えてくれた人
真藤舞衣子さん

真藤舞衣子さん

京都のお寺で1年間生活し、パリのリッツエスコフィエに留学後、料理家に。発酵食が得意で、ワインも日本酒も好き。Instagram @maikodeluxe

酔っ払い鶏つくね鍋

お酒をたっぷり加えることでつなぎなしでも、ふわっふわの鶏つくね。体が芯から温まります。いろんな薬味で自分好みの味に。

酔っ払い鶏つくね鍋

材料(3〜4人分)

鶏ひき肉…400g

骨つき鶏ももぶつ切り肉…200g

塩麴…小さじ1(または塩ふたつまみ)

酒…200㎖

長ねぎ…1本

せり、三つ葉、クレソン…各1束

昆布…5㎝四方1枚

水…800㎖

〈薬味〉細かく刻んだ柴漬け・たくあん、黒七味、柚子こしょう(またはかんずり)、青とうがらし塩(あれば。ヘタをとった青とうがらしと塩を1:1の割合でフードプロセッサーに入れて細かくする)…各適量

作り方

1.鍋に昆布と水を入れておく。鶏ひき肉は塩麴を加え、酒を数回に分けて入れ、そのつど粘りが出るまでよく混ぜる。

2.長ねぎは斜め薄切りにし、水にさらして水気をきる。せりは根をよく洗い、三つ葉、クレソンとともにザク切りにする。

3.1の鍋を中火にかけ、煮立ったら昆布を除き、1の鶏つくねをスプーンですくって落とす。浮いてきたらいったん取り出しておく。

4.鍋に骨つき鶏もも肉を入れて火を通し、2の野菜と3の鶏つくねを適宜入れてさっと煮て、好みの薬味とともにいただく。

酒は少しずつ加えて、そ のつどよく混ぜて肉に吸 わせる。

<point>

酒は少しずつ加えて、そのつどよく混ぜて肉に吸わせる。最後まできっちり吸わせるとふわふわに。
 

淡雪すき焼き鍋

鍋のふたを開けると「わあっ」と歓声が上がること間違いなし!メレンゲに山いもを混ぜたふんわり淡雪が、いつものすき焼きを絶品に。

淡雪すき焼き鍋

材料(3〜4人分)

牛すき焼き用肉…400g

春菊…1束

九条ねぎ…3〜4本

しいたけ…3〜4個

菊花(あれば)…適量

山いも…10㎝(80g)

卵白…2個分

塩麴…小さじ1/2(または塩ひとつまみ)

  水…800㎖

  しょうゆ、みりん…各80㎖

  きび砂糖…40g

作り方

1.春菊は8㎝長さ、九条ねぎは同じ長さの斜め切り、しいたけは軸をとって十字に切り目を入れる。山いもは皮をむいてすりおろす。


2.ボウルに卵白、塩麴を入れ、泡立て器で角がツンと立つまでしっかり泡立てる。1の山いもを加えてよく混ぜ合わせる。


3.鍋にAを煮立ててしいたけを入れ、2をふんわりと入れてふたをし、1分ほど煮て卵白に火を通す。卵白の表面に弾力が出てきたら、1の春菊、九条ねぎ、あれば菊花を適宜入れ、牛肉をさっと煮ていただく。好みで卵黄(分量外)をつけても。

卵黄をくずして淡雪とと もに具にからめると、ふ わトロの食感に。

<point>

卵黄をくずして淡雪とともに具にからめると、ふわトロの食感に。具を包み込むような優しい味。

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