常にファッション情報を交換しあう俳優・板谷由夏とスタイリスト・伊藤美佐季のファッショントーク。今月は、NYのセレブリティに人気の注目のブランド、ケイトに興味津々!
vol.7 KHAITE
顔まわりを美しく引き立てる彫刻的な襟が特徴のシャツ。立体感のあるシルエットを生み出すオーガニックコットンポプリンを厳選し仕立てたもので、すっきりとしたシルエットが体に美しく添う。ボトムは、プリーツを施したウエストから、柔らかく彫刻的なボリュームが広がるオーバーサイズのミッドライズトラウザー。一見コンサバティブな印象ながら、鋭いエッジの効いたルックだ。
「上品さとやんちゃさの融合が素敵です」(板谷)。
シャツ¥220,000・リボンタイ(参考商品)・パンツ¥275,000・靴¥187,000(参考価格)/ケイト ジャパン(ケイト)
大人がケイトに ときめく理由
’16年、クリエイティブ・ディレクターのキャサリン・ホルスタインによってNYで設立されたケイト。ブランド名は、ギリシャ語で“長く流れる髪”を意味し、自由で冒険心に満ちたスピリットが込められている。
’19年、ケイティ・ホームズが着用したことで一気に知名度がアップ。「女性たちが本当に着たいと思う服」と高く評価され、ホルスタインは、CFDA(アメリカファッションデザイナーズ協議会)の「Womenswear Designer ofthe Year」を’22年、’23年と連続で受賞。NYを代表する若手ラグジュアリーブランドの筆頭に。
「シンプルだけど、ただのミニマルではない。エレガントなんだけど、パンキッシュな側面も。そんなギャップにノックダウン」(板谷)。
「大人になれば、これまで好きなものと現実の自分が乖離していくのも事実。だからこそ、新しいブランドをチェックすることは大事。ケイトは、強さと柔らかさ、構築性と流動性といった相反するものを組み合わせ、今最も注目すべきブランド。バッグや靴も魅力的です」(伊藤)。
横長のシルエットに、シグネチャーである18Kゴールドプレートのエンパイア・ハードウエアが優雅に映えるクラッチバッグ。使い込むほどに豊かな風合いを増す、なめらかなボックスカーフスキンが、装いの完成度を上げてくれる。
バッグ(縦14×横33×マチ5.7㎝)¥550,000(参考価格)/ケイト ジャパン(ケイト)
豊かな質感とシルクのような光沢がきわだつカディ生地で仕立てた、端正なジャケット。重なり合う襟が縦長のシルエットを引き立て、胸もとに自然な余韻を演出。低い位置に配したウェルトポケットが全体をすっきりと引き締める。レザーのローライズトラウザーとデコンストラクテッドなデザインのパンプスを合わせて。
「建築的なフォルムとくしゃっとした雰囲気が融合したパンプスにもとても惹かれます」(伊藤)。
ジャケット¥638,000・パンツ¥759,000・靴¥187,000(すべて参考価格)/ケイト ジャパン(ケイト)
すごくきれいなシルエットと思いきや
それだけで終わらないクセありのデザイン。
どのアイテムもそんな意外性がたまらなく楽しい!
──板谷由夏
イタリアで仕立てられた軽やかでまるでバターのようになめらかなプロンジェレザーを使用したハイネックトップ。背中が大胆にあいたホルターネックタイプで、クリーンでモダンな印象に仕上がっている。柔らかく豊かな表情のウールスーチング素材を使用した、端正なラインのパンツは、フラットにプレスした折り目が縦のラインを強調し、脚をすっきりと長く見せてくれる。クール&モードな大人のパーティスタイルにおすすめ。
レザートップス¥583,000・パンツ¥242,000・靴¥187,000(すべて参考価格)/ケイトジャパン(ケイト)
素敵なものを探すアンテナは
いつも張りめぐらせていたい。
ケイトのこのプレフォールコレクションには
そんな私のアンテナが瞬時に反応しました!
──伊藤美佐季
Profile
板谷由夏
いたや ゆか●俳優。今年も数々の映画やドラマに出演。母親業も楽しみつつ、ファッションブランドSINMEのディレクターも務める。
伊藤美佐季
いとう みさき●スタイリスト。俳優からの指名も多い。著書『そろそろ、ジュエリーが欲しいと思ったら』第2弾が今冬出版予定!
photography:Mitsuo Okamoto hair:Koichi Nishimura(VOW-VOW) make-up:Tomohiro Muramatsu styling:Misaki Ito model:Yuka Itaya edit & text:Tomoko Ohno ※エクラ2026年11月号掲載