病気になっても続けてきたランニング…おすすめのランニングシューズをご紹介【50代 乳がんサバイバーになりました】

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さて、ウォーキングからでもランニングをスタートしてみようと思ったら、なにはなくてもお勧めしたいことがあります。それは、シューズだけはよいものを履くということです。

hijiri
hijiri
都内在住の50代会社員。2019年5月に乳がんと診断される。仕事を続けながら同年10月までに3回の手術を経て、2020年1月に放射線治療が終了。現在は、10年間にわたるホルモン療法薬の服薬を継続、検診により経過観察中。放射線治療中も継続したランニングの趣味が高じて、ランニングアドバイザー、スポーツ医学検定2級、ナヴィゲーションスキル ゴールドレベル等の資格を持つ。「琉球茶道ぶくぶく茶」東京分室主催。

ランニングをはじめるなら、まずは足元から

いわゆる運動靴で走っている人を時々見かけますが、スポーツ用のシューズなら何でもいいかというとそんなことはありません。

 

ランニングシューズは、足を入れる部分と地面に接地する部分の間の「ミッドソール」に多くの機能が内蔵されていることが多いです。初心者は厚底かどうかなどソールの形状を気にしがちですが、重要なのはこのミッドソール。箱根駅伝で有名になったナイキのピンクシューズも、カーボンプレートなどの最新機能はすべてミッドソールに搭載されます。

OurAge×Webエクラ ナイキのスニーカー

ウォーキングシューズなどその他のスポーツ用のシューズだと、このミッドソールの構造が、例えば着地の衝撃などもランニングの負荷を計算した形になっていないことが多く、負荷を吸収できなかったり、足の「ねじれ」に対応できなかったりして体へのダメージが大きくなりがちです。
逆によいシューズを履くと、身体(特に脚やひざ)への負担がかなり軽減されますし、けがなどもしにくくなります。疲労も減ります。

 

かわいいウェアはモチベーションが上がりますが、極端な話、ウェアは運動ができる格好であればなんでもOK(このあたりのウェア事情はまたお話ししますね。)ですが、シューズだけは身体を守るためにも、そこそこよいものを準備してから走り始めることを声を大にしておすすめします。
足の故障やけがって本当に治りにくいので・・・。

自分にあったシューズの選び方

選ぶ際に気を付けたいのは、走れるペースによって使うべきシューズは異なることです。
初心者がいきなりトップ選手向けのシューズを履くと、逆にけがをしやすくなります。

 

厳密にいえば、走るスピードが速くなるとその分着地している時間(接地時間)が短くなるので、ベテランになればなるほど、クッション性より軽量さやバネを重視した薄底のシューズの方が有利だといわれています。
初心者はどうしても設置時間が長くなるので、足を痛めないようにクッション性のあるものを選ぶ方がよいと思います。

 

あれ?じゃあナイキのピンクシューズは? と思いますよね?
レース用の厚底シューズは上に書いたようにミッドソールにカーボンプレートが入っているモデルが大半です。このプレートがばねのような役割をするのですが、この反発性を使って走るにはつま先から着地するようなフォームとそれに耐える筋力がいります。ずっと坂道を転がり落ちるような感じで走る、といえば少しはイメージしやすいでしょうか。
ある意味、薄底よりも衝撃が大きいのです。
初心者にとっては確実に故障の原因になりますので、これらのレース用厚底は、いわゆる保護のためのクッション性を求めた厚底とは別物だと思う方がよいでしょう。

 

よく聞くモデルだから、有名な選手も履いているからいいものだろうと思ってしまうと、思わぬけがにもつながります。ネットなどで探すときには特に注意してくださいね。
走るスピードなどから推測して適切なモデルをおすすめしてくれるショップなどもありますから、自分にあっているかできる限りいろいろ比較してから購入するとよいと思います。

 

ちなみに、走ると足が若干むくむので、いつも履いている靴より0.5cmくらいサイズアップする方がよいといわれています。

 

特につま先に余裕がないと、爪に衝撃があったり、ひどいときは血爪がはがれるなどのけがにもつながるので、気を付けたほうがいいと思います。(経験談)
つま先に変にあたる場所がないかどうかもしっかり確認しておきましょう。

OurAge×Webエクラ 剥がれた爪のイラスト

また、どのブランドがいいかと聞かれることもあるのですが、そこまでランニングシューズとしての機能の違いはない実感はあります。ただコンセプトが違ったり、デザインの癖が足形によってあうあわないは結構あると思います。
個人的には、ある程度走って何種類か履いてみると、ここのメーカーが足形にあっているな、とかがわかってくるようです。女性ならどこブランドのパンプスが足にあうか、など実感されているでしょう。それと同じことなので、やはりある程度は使ってみての判断になるかなと思います。

ランニングシューズは”消耗品”

ランニングシューズは500~1000kmくらいが寿命といわれます。人によりますが、ランニングを習慣にするとだいたい一年くらいで買い替える計算です。
「ランニングシューズは消耗品」といわれる所以です。

 

初心者が最初から適当なものを買うのはおすすめしませんが、高級すぎるシューズも結局足に合わず無駄になる可能性もあります。気になるブランドのそこそこの値段のシューズを履いてみて、自分の走り方や足にあうかどうかを試しながら、いわゆる「シンデレラシューズ」を見つけていくことをおすすめします。

OurAge×Webエクラ 愛用しているスニーカー HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)」のカーボンX-SPEとCLIFTON 7 「UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)」のHOVR MACHINA TOKYOモデル、「New Balance(ニューバランス)」のFRESH FOAM ZANTE

写真は私が現在使用しているものです。

左上から「HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)」のカーボンX-SPEとCLIFTON 7。右回りに、「UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)」のHOVR MACHINA TOKYOモデル、黒いシューズが「New Balance(ニューバランス)」のFRESH FOAM ZANTEです。

X-SPEはシュータンのないソックスのようなおもしろい形状。普段のランニングにはCLIFTON 7を履くことが多いです。

HOVR MACHINAはシューズそのものにセンサーが内蔵されていて、スマートフォンアプリと連携させると、パフォーマンス向上に役立つデータ(着地時の足の角度など)がわかる面白いシューズです。限定のTOKYOモデルのデザインもかわいくて気に入っています。

ZANTEは比較的くせがないので、ちょっとスピードを上げて練習するときなどに。また、ブラックカラーなので、ウェアが派手な時は、あえてこれを選んだりしています(笑)

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初出:OurAge 2021/7/9

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