【50代、足と脚の違和感】たこ・魚の目をケアするときの注意点は? 医師が解説!

加齢に伴い角質が硬くなるとできやすい「たこ」や「魚の目」。これらは道具を使って予防・緩和することが可能。詳しい対処方法を、足病医療の菊池 守先生に教えてもらった。
\私が教えます!/
菊池 守先生

菊池 守先生

日本初の“足病医療の総合病院”「下北沢病院」院長。日本ではまだなじみの薄い足病医療の普及に尽力。日本形成外科学会認定・形成外科専門医。下北沢病院医師団の著書に『“歩く力”を落とさない! 新しい「足」のトリセツ』(日経BP)がある。

足の角質が肥厚したり、芯ができたりする【たこ・魚の目】

こんな症状

たこは角質が肥厚して外側に膨らんだもの。「たこはカチカチに硬くなって大きくなることもありますが、痛みはないことが多いです。一方、魚の目は角質の肥厚が内側に食い込み、芯ができます。痛みが出ることが多いです」。(菊池先生・以下同)。

たこ

たこ

足の使い方のクセで、ずれる動きを伴う圧力が繰り返しかかると、角質が外側に膨らみ硬くなってたこになる。

魚の目

魚の目

繰り返し1点に圧力がかかることによって角質が皮膚の内側に向かって硬くなり、三角錐状の芯ができるのが魚の目。歩くときに痛みを伴うことも多い。

原因

合わない靴を履くことや足の変形により同じ場所に慢性的に刺激が加わることが原因。ずれる動きが繰り返しかかって角質が外側に膨らむのがたこ。1点に集中した力がかかり角質が内側へと硬くなり芯ができるのが魚の目。加齢により皮膚の水分や脂肪が減るとよけいにできやすい。

対策

「たこや魚の目はフットケアサロンなどで角質ケアをすることで改善可能です。市販のヤスリや角質を柔らかくするクリームなどで自分でケアをするのもよいと思います。医療機関でインソールを作って正しく立てるようにし、同じ場所に圧がかからないようにするのもおすすめ」

予防・緩和するには…

予防1

たこなど分厚い角質をピンポイントに削り落とせる。コーンカッター¥660/グリーンベル

予防2

指の上にできたたこや魚の目を靴の圧迫痛や摩擦から守るパッド。うおの目保護パッド 指の上用 9個入¥346/ドクター・ショール

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