この季節だから美味しい! 一生に一度は食べたい「究極の鍋」 五選

eclat 2月号では、なかなか味わえない滋賀県大津の熊鍋をはじめ、日本海の沖合、福井県三国漁港や城崎温泉のカニ鍋、玄界灘のアラ鍋、渥美半島のふぐ鍋の五つの“究極鍋”をご紹介。

【アラ鍋】佐賀 洋々閣

ふっくらとしてコラーゲンたっぷり。冬の高級魚の王さま

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使用するのは活け締めのアラのみ。エラや肝を湯引きしポン酢、もみじおろしを添えた酒肴
薄造り。静岡産の香り高い本わさびとすだちで。器は中里太亀の「線刻文台鉢」
締めの雑炊。部屋つきの仲居さんが、米から炊いてくれる。ひと粒ひと粒が、アラのだしを抱え込むかのようなおいしさ。柚子の香りもさわやか
九州の甘いしょうゆで炊いたアラ煮。ふわりとした身の甘味が引き立つ
ガスボンベをつなぐ卓上コンロを使い、まずは強い火力で一気に火を入れるのもおいしさの秘訣。野菜や葛切りのほか、丸餅も入る
九州の方言で「アラ」と呼ばれるクエは、玄界灘の冬の味覚の代表格。唐津の名旅館として国内外のゲストが訪れる『洋々閣』でも、毎年11月からアラづくしのコースが人気を集める。ポン酢で食す珍味から薄造り、煮つけ、アラちりと品数豊富で、驚くほどのボリューム。皮下脂肪が豊かな冬のアラは、だしで炊くことで皮と身の間や骨のきわのコラーゲンがぷるんとあふれ出す。脂はのっているものの、身もだしもくどさのない澄んだ味わい。締めの雑炊は生米から炊くのが『洋々閣』流だ。
 器はすべて唐津の陶芸家、中里隆らの作品。卓上のしつらえも、年に一度のごちそうにふさわしい。
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佐賀県唐津市東唐津2の4の40 ☎0955・72・7181 全18室 アラづくしコース1泊2食つき¥40,000~(1室2名利用の1名料金、税・サ別) ※食事のみの利用は要問い合わせ。アラづくしコース¥23,000~(税・サ別) 回遊式庭園、隆太窯ギャラリーを併設 JR唐津駅よりタクシーで約6分

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