ブラウス¥85,000・スカート¥79,000 /ドゥロワー 丸の内店(ドゥロワー) ピアス/私物
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お寿司に甘味。美食の街・金沢の「夏の味」 五選
金沢は夏も好し。金沢の食というと寒い季節が思い浮かぶが、美食の街は夏も魅力的。加賀野菜、豊富な果物、北陸の海の幸に冷たいスイーツも。日本の夏を満喫できる、大人の感性に響く金沢へ。
庭の緑が旅の疲れを癒してくれる、くつろぎの茶の間
太きゅうりやずいき、旬の加賀野菜と日本海の恵みを美しい器で
加賀の夏を代表する野菜、太きゅうりをくりぬき、青紅葉の上にのせ、向付に見立てた3種のお造り。甘海老、鯛の昆布締め、マグロが行儀よく並び、小さな船盛の風情。
歴史ある料亭旅館の夏。料理としつらいの美
夏暖簾をくぐると、水を打った敷石と風雅な生け花が出迎え、茶の間に上がると庭の緑が旅の疲れを癒してくれる。
「まず茶の間でお茶を召し上がっていただきながら、金沢にいらした目的やご興味をおうかがいし、実りある滞在にしていただくためのお手伝いをいたします」と話すのは、16代オーナーの浅田久太さん。
涼しげな坪庭から優しい光が入る部屋は、個人宅のようにくつろげ、静かな時を過ごすことができる。地産のノドグロ、旬の太きゅうり、ずいき、じゅんさいなどを使ったさわやかな夏料理は、器の取り合わせも美しい。
「歴史を感じる調度や器、手入れされた庭の緑……、細部にまで行き届いた夏らしいしつらいが素敵。ゆっくり滞在したい旅館ですね」と黒田さんもくつろいだ。
料亭旅館 浅田屋
慶応3(1867)年創業の数寄屋造の料亭旅館。金沢駅からほど近く、近江町市場もすぐなのに、街中の喧騒をまったく感じさせない。静謐な和の空間に身も心も浸して、古都ならではのおもてなしが演出する優雅な夏時間を過ごしたい。
【DATA】
金沢市十間町23 ☎076・231・2228 ¥43,000~(2名1室利用の1泊1名料金、朝・夕食つき、サービス料含む) 会食は昼食5名以上の予約で¥15,000~、夕食は¥22,000~ www.asadaya.co.jp/ryokan
金沢は夏も好し。金沢の食というと寒い季節が思い浮かぶが、美食の街は夏も魅力的。加賀野菜、豊富な果物、北陸の海の幸に冷たいスイーツも。日本の夏を満喫できる、大人の感性に響く金沢へ。
『ふらっと』は能登イタリアンと発酵食の宿。オーストラリア人シェフのベンジャミン・フラットさんと、生粋の能登人、船下智香子さん夫妻が営む。宿特製のイカの魚醤「いしり」によって、唯一無二の奥深い味わいのひと皿に。アジや米などの発酵食「ひねずし」や「巻ぶり」ほか、絶滅の危機にある郷土食を上品に提供することで伝えている。また夫妻は震災で倒壊や解体した家屋から、手放さざるを得ない「輪島塗」を引き受けつなぐ活動も。ここにくれば、古きよき能登のくつろぎを味わえる。
旅行&グルメ
2025年12月18日
ジル サンダーのアートブックの装丁にも使われた『能登仁行(にぎょう)和紙』。戦後まもなく、初代が自然をそのまま紙に漉(す)く手法を考案。三代目の遠見和之さんは代々の美学を忘れず、山間の工房で黙々と製作に勤しむ。その姿は職人そのもの。「美しいかどうかがすべて」と、一枚の和紙に自然が息づく能登を描き出す。
旅行&グルメ
2025年12月18日
西七尾湾に位置するオーベルジュ『 ヴィラ デラ パーチェ』。窓越しに広がる穏やかな情景が、心ほどく最初のひと皿だ。イタリア料理出身の平田明珠シェフは震災を機に能登への思いを深化し、食文化を紐解き、郷土料理を現代流に解釈した“能登饗藝(きょうげい)料理”を提供している。例えば能登野菜、沢野ごぼうの伝統料理「七日炊き」や、冬には能登の七面鳥も食材に。わざわざ訪れる意味がある、能登を未来へとつなぐ料理だ。
旅行&グルメ
2025年12月18日
わずかに色の気配を感じる有永浩太さんのガラス。作品は能登島にある自身の工房『kota glass』で製作されている。取材時はボウル作りの真っ最中。淡々と、しかもまたたく間に。毎日10〜18時に集中。移住は現実的な理由だったが、火を扱い、同型を複数作る仕事には向いていた。意外に東京への移動も楽で、アートからソラキのダンスまでインプットにも事欠かない。「ルーツを知り、今を確かめる。自分の仕事を客観的に見ています」。雑念とは無縁の地で、感性を研ぎすませる。
旅行&グルメ
2025年12月18日
塗師の赤木明登さんの漆器で、北崎裕さんの日本料理を提供する『海辺の食堂 杣径(そまみち)』。輪島の山中にオーベルジュを開いて程(ほど)なく被災。海沿いの輪島・門前に移転し、ランチをメインに営業する。この地の野菜をかつお節は使わず、昆布や干し椎茸などで炊き上げる。まさに土地をそのまま味わう料理だ。ともすれば地味に映る料理が、端正な赤木さんの漆器と出会い、美意識が響き合う食体験に。店近くで美しい夕景を見ることも。
旅行&グルメ
2025年12月18日
気温10度〜18度の気温別に50代におすすめのおしゃれなコーディネートを大人気特集「50代の毎日コーデ」と連動してご紹介。本格的な冬到来、寒さ対策とおしゃれを両立するには何を着るのが正解?トレンドを上手に取り入れて冬ファッションを楽しもう!
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