年に2回のコレクション取材を通して、オフランウェイからトレンドを読み解くファッションジャーナリストのシトウレイさん。40代・50代がヒントにしたいタイトスカートの着こなしをマダムたちの着こなしからピックアップ!
大人の「タイトスカート」は、コンサバ×モードのさじ加減がカギに!
シトウレイさんが「今季注目のトレンド」と語るストリートの「保守」「ザ・普通」「クラシック回帰」スタイル。中でも注目したアイテムは、「タイトスカート」。一見コンサバだけれども、そこは世界のおしゃれ上級者たち。アイテム選び、着こなし、足もとのアレンジなど、モードなインパクトを上手に加えながらおしゃれを楽しむ姿が印象的だ。エクラ世代もマネしたい着こなしのヒントがたくさん!
シルバーのタイトスカート×パイソンブーツ、インパクトの競演!
まずはシルバーの輝きが目を引くタイトスカートから。「シルバーのタイトなロングスタートの彼女は、ベージュのスエードとラフなTシャツを合わせてカジュアルなんだけど、一癖ある、クリーンなスタイリングに。足もとのパイソン柄のブーツもポイントに。この色使い、本当に上手!まねしたい!!(笑)」。色のトーンをベージュ、白、シルバーと軽やかにおさえることで、使い方次第でパンチが強くなる可能性のある各アイテムを穏やかにマッチング。
「いい女」のタイトスカ―トは、抜け感がカギに
シックな黒のタイトスカートスタイルは、緊張感のあるスカート&シューズに対して、リラックス感のあるトップスアレンジでメリハリを。「しっかりヒールで「いい女」感が出ている美しいスタイル。無造作に首に巻いてるニットが、抜け感につながってます。ジップだったり、アクセサリーでクラス感を出しているのもポイントですね」。ブラウン、カーキ、黒、とシックなトーンにゴールドアクセサリーのグラマラスな輝きが、大人の魅力を引き立てて。
カジュアルシャツ×スパンコールスカ―トのギャップを楽しむ
「パリコレスナップ常連のヴェロニカはいつも最新モードをまとうので有名なのですが、いつになく「ザ・普通」なスタイルに。やはりここでも「ザ・普通」がトレンドに入っていることを感じます。でもそこはヴェロニカ、シルエットはシンプルですが、スカートをよく見ると総スパンコール素材。どこかにやはり爪あと残さないと気が済まない、ファッショニスタらしいですね」。良く見ると手もとにもシャネルのプルミエールの時計とココクラッシュのリングが輝き、白Tシャツ×ストライプシャツという「ザ・普通」のカウンターを忍ばせるところが上級者。
ガーリーな小花柄タイトスカートは柄のレイヤードで盛る
色合わせも目を引くタイトスカートの着こなし。シトウさんは柄のレイヤードに注目した。「シルエットはクラシカルですが、よく見ると花柄のカーディガンと水玉のスカートで柄x柄のスタイリングで遊びがあるのがかわいらしい」。足もともソックス&メリージェーンでガーリーなテイストを選びながら、1点1点に強さもあるアイテムを積み重ねることで唯一無二のスタイルが完成。
主役級スカートから始める引き算の美学
ロエベの会場でシトウさんが出会ったのは、インパクトあるタイトスカートを気負わずに着こなすおしゃれ上級者。「透け感のあるスカートに、ドラマティックな花々が付いた、主役級タイトスカート。スカートが主張がある分、トップスはポロシャツ+ジャケットとシンプルに。白のパンプスが抜け感につながっていますね」。色合わせはシックに、素材は大胆に、とメリハリをきかせたミックスマッチで洗練された印象に。
撮影/シトウレイ