小町通りの喧騒を抜けて、雪ノ下の隠れ家へ
鎌倉駅から鶴岡八幡宮方面へ歩き、にぎやかな小町通りを抜けて少し先へ。雪ノ下の閑静なエリアに入ると、鎌倉らしい落ち着いた空気が漂ってきます。
そんな住宅街の一角に佇むのが、「古民家イタリアン かど屋」。
その名のとおり、古民家を生かした趣のある一軒家レストランです。鎌倉駅からは徒歩約17分。バスなら「岐山道」バス停から徒歩1分ほどと、散策の途中にも立ち寄りやすい場所にあります。
70年以上の歴史を重ねてきた古民家を改装したという「かど屋」。
外観からして、なんとも鎌倉らしい風情があります。
新しく整えられた店にはない、長い年月を経た建物ならではの静かな佇まい。桜並木に面したロケーションも美しく、季節の移ろいを感じながら食事ができるのも、この店の魅力です。
店内は、わずか4〜5テーブルほど。
古民家でいただく、ちょっと意外な名物「パエリア」
この日はランチセットから、スパゲッティと魚介のパエリアをシェアすることにしました。
パエリアセットには、本日のブルスケッタ、鎌倉野菜のミネストローネまたはサラダ、そして魚介たっぷりのパエリアがつきます。
そして、テーブルに運ばれてきたパエリアに思わず心が躍ります。
小さなフライパンに、一人分。これがいい!
パエリアは大皿ではなく、小さなフライパンに一人分ずつ。
このサイズ感がなんともかわいらしく、テーブルに置かれた瞬間から食欲をそそります。
魚介の旨みがごはんにしっかり染み込んでいて、ひと口、またひと口……と、スプーンが止まりません。
イタリアンでパエリア? と最初は少し意外に思うのですが、食べてみれば納得。
「ここに来たら、やっぱりこれを食べたい」と思わせてくれる、かど屋ならではの一皿です。
パスタももちろん、鎌倉ランチらしいおいしさ
もう一品は、ランチセットのスパゲッティ。
濃すぎるわけではないのに、あとを引く味わいで、自然とグラスに手が伸びます。
もうひとつのお目当てはパスタ。
観光地でいただくランチというより、鎌倉に暮らす人のように、ゆっくり昼の時間を楽しむ。
そんな気分にさせてくれるパスタでした。
料理のおいしさはもちろん、歴史を刻む古民家の趣や、桜並木に面した静かなロケーションも魅力の「かど屋」。
パエリアとパスタをシェアして、グラスワインを一杯。
鎌倉の街を歩いたあとに、ゆっくりとランチを楽しむにはぴったりの一軒です。
にぎやかな観光地から少し離れて、鎌倉らしい空気を感じながら過ごすひととき。
また鎌倉を訪れたら、ふらりと立ち寄りたくなる。
そんな素敵なお店でした。
古民家イタリアン かど屋|住所・アクセス
住所
神奈川県鎌倉市雪ノ下3-6-26
アクセス
JR・江ノ電「鎌倉駅」から徒歩約17分。
京急バスの場合は「岐山道」バス停下車、徒歩約1分。