3日目
台北から少し離れた「淡水」へ。台北駅から電車で約40分。
紅毛城など歴史的建造物があったり、海が近かったりと、台北市内とは少し違う雰囲気がある。3泊4日なので、折角ならと足を延ばした。
中心部を離れるにつれ、車窓の景色がゆっくりと変わっていく。建物の密度が下がり、空が広くなっていく。
乗換の「新北投」駅
淡水駅
駅前は広く気持ちが良い。まずは水辺のほうへ。
鳥のオブジェ
風が気持ちいい!
小型フェリーで対岸の「八里」にも行けるらしい
商店街
水辺側から、街の方へ戻ると、先ほどまでの開けた景色とは打って変わって、こちらは人の気配が濃い。台湾らしい、にぎやかな商店街。
食べ物屋さん、お土産屋さんが所狭しと並ぶ。まだ昼前だったからか観光客は少なく、生活の匂いを感じる。
静かな水辺と、活気のある通り。その距離が近いのが、淡水という街の面白さだ。
おぎやはぎのYouTube番組でみたお店
YouTube番組『おぎやはぎトラベル』の聖地巡礼すべく、油飯店へ入ってみたり、また水辺側に戻ってソフトクリームを食べたり、のんびりと。
台湾総統も来店したという有名店。
長いソフトクリーム
歩いていると、かわいいワンちゃんに出会った。名前はデイジー。
「デイジー!」と声をかけると、すき間から舌ベロを出してくれる。いつもはシャイな女の子だけど、今日はとってもフレンドリーだと教えてくれた。
デイジーちゃん
日差しがまぶしく、帽子を調達。
ピンクのシャツは、前日の「永康街」で購入したばかりのもの。台湾の気軽な雰囲気にぴったり。
スニーカーは、歩きやすいonのクラウド。
「紅毛城」へのぼる手前のカフェで、ひと息つく。
冷たい飲み物を前に、しばらく何も考えず、夫婦ふたりの時間。
見晴らしの良いカフェ
淡水紅毛城
淡水紅毛城の中の様子
紅毛城を出たところにあるのが真理大学。カナダ人宣教師が開学したそうで、西洋風の雰囲気があった。
観光客もいない静かな道を、ゆっくり歩く。
とくに標識はない細い道を曲がってみる。すると突然歴史を感じる建物が現れた。
「淡水街長多田栄吉故居」。和風の木造住宅。かつて淡水の街長を務めた日本人の住まいだった。
多田栄吉は1897年に日本から台湾へ渡り、淡水で商いを営み、街の公共事業や社会活動に力を注ぎ、淡水の発展に深く関わったことから、街長になりこの邸宅で暮らしたそうだ。
淡水街長多田栄吉故居
多田栄吉故居からの景色
坂をどんどん降りて、朝に来た商店街へ。
淡水の名物「阿給」を食べることに。阿給は、『アーゲイ』と発音する。日本語の「揚げ」由来の名前なんだとか。厚揚げの中に春雨を詰めて、魚の練りもので蓋をする。
レトロかわいいお店「福又又淡水魚丸」
観光客も多かったが、それ以上に地元の人たちで賑わっていた。
取り皿やお箸を探してきょろきょろしていると、隣にいた人がさっと教えてくれる。そんな何気ないやりとりに、台湾の人のやさしさを感じる。
満たされた気持ちで、電車に乗り、台北市内へと向かった。
2羽の鳥が仲良くとまっている