40代・50代になると気になってくるのが、姿勢の崩れや、体の硬さ。そんな悩みを効果的に改善できるのが、バレエストレッチ。そこで、バレリーナであるエクラ華組 法村麻起子さんに、50代におすすめのバレエストレッチを教えていただきました。1回目の今回は、バレエの基本である美しい立ち方を伝授。これを身につければ、自然と姿勢がよくなって、若々しい印象に!
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バレエストレッチの魅力とは?
姿勢がよくなり、しなやかな筋肉がつくのがバレエストレッチの魅力
幼いころから踊ることが大好きだったという法村さん。
「バレエを始めたのは3歳の頃。母が踊ることが大好きな私を見て、習わせてくれたのがきっかけです」。
それ以来バレエを続け、高校卒業後はロシアの国立バレエ学校に留学。現在もバレエダンサーとして舞台に立ちながら、後進の指導にも力を注いでいるそう。
バレエと言えば、何より「姿勢の美しさ」を大切にしていることで知られていますが、法村さんの立ち姿も凛としてとてもきれい。そんな法村さんに、バレエストレッチの効果を伺いました。
「バレエは常に美しい姿勢を保つことが基本。お腹を引き上げて体を薄く保つことをいつも意識するので、自然と姿勢がよくなっていきます。また、バレエは姿勢を保ちながら踊るので、体幹のインナーマッスルを鍛える効果が高く、しなやかな筋肉がつくのも特徴です。姿勢がよくなることで肩こりや腰痛の予防にもつながります」
首の骨を背骨の真上にのせ、お腹を締めて立つのがポイント
今回まず法村さんに教えていただいたのが、バレリーナのような美しい立ち方。
「バレエでよく言われる立ち方の大きなポイントは、背骨の真上に首の骨をのせ、頭が上から吊り上げられているようなイメージで立つことです。お腹を引き上げ、骨盤をまっすぐに立てることも大切。最近はスマホの影響で首が前に出て猫背になっている人が多いですが、この立ち方を心がけるだけで背中が丸まらず、美しい姿勢になります。縮んでいた首がすっきり長くなるので、若々しい印象に。
写真を撮られるときにも意識すれば、見え方がぐっと変わります。こまめにこの姿勢に戻すことを続けるうちに、姿勢を支える筋肉が鍛えられ、よい姿勢を保てるようになります。ぜひ取り入れてみてください」
バレエ式の美しい立ち方
・おなかを締めて、引き上げる
・首の骨を背骨にまっすぐつなげるように真上にのせる
・脚の付け根がフラットになるように骨盤を立て、体を薄くする
手を脚の付け根に当てたときに、手のひらが傾かず、まっすぐになるのが正しい状態。
首の骨を背骨の真上にのせ、頭が天井から吊り上げられているようなイメージで立つのがポイント。
この立ち方はNG
首を前に突き出して猫背になるのは、よくありがちな悪い姿勢。
姿勢をよくしようとすると腰を反って胸を張る人が多いが、これもNG。骨盤は前傾しないようにまっすぐに立てるのが正解。
足首を柔らかくするストレッチ
美しい姿勢を保ってかかとの上げ下げ
足首を柔らかく保つこともバレエの基本。先ほどの美しい姿勢を保ったままかかとを上げ下げするストレッチは、足首の柔軟性を高めるとともに、全身の血流をよくする効果も高く、むくみや脚の疲れの解消にも効果的。
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椅子の背などに両手を置いて体を支え、左右のつま先を揃えて、よい姿勢を意識して立つ。そのまま右のかかとを引き上げる。右足の裏にアーチができるように指を完全に折るのがポイント。
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次に右かかとを下ろしていくと同時に、左のかかとを上げる。いったん両かかとを上げた状態で揃えてから、右かかとを床に下ろすこと。
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次に、再び同じ要領で右かかとを上げ、左かかとを下ろす。このかかとの上げ下げを左右で1回として20回。常にお腹を内側に引き入れた状態をキープしながら行って。
かかとを上げるときに、内ももが開かないよう寄せて行うこと。
このように内ももが開いてしまうのはNG。
動画でバレエストレッチのやり方をチェック
撮影/藤澤由加 取材・文/和田美穂