次の会食に予約したい店を厳選。今回は、人気の中国料理「真皿(まっさら)」の姉妹店『HIBARI –日晴り–(ひばり)』を紹介。中華の店が二極化する中「こんな店が欲しかった」となる、大人の女性にいい一軒。
『HIBARI –日晴り–』
洗練の味から定番まで自由に楽しむチャイニーズ
右はシグニチャーの「北京ダック」¥1,600。オレンジピールの香りが華やか。左は裏メニュー「広東式ローストダックバーガー」(予約時要問い合わせ)
麻布十番で人気を博す中国料理「真皿(まっさら)」が中目黒に姉妹店をオープン。駅から歩いてわずかの距離ながら閑静な一角にあり、大きな窓からのリバービューが主役のシンプルなインテリアも心地よい。
オーナーは六本木の名店「華都飯店(シャトーハンテン)」出身の藤田朋希さんで、厨房には「聘珍樓」を筆頭に広東料理の名店でキャリアを築いた高橋達嗣シェフが立つ。北京ダックやふかひれが味わえるコースのほかに、アラカルトも用意し、東京チャイニーズの“オーセンティック”を伝える。
「誰もが親しみを抱く定番を大事にしたい」と話す高橋シェフ。自家製チャーシューの風味とごはんのテクスチャーを大事にした「日晴り炒飯」や、「麻(痺れ)」を骨格とする四川風とは一線を画す麻婆豆腐などがその好例。ぜひ味わうべきひと品だ。一方、北京ダックは食感から香りの余韻まで繊細な味わいで、上質なワインが欲しくなる。
少量多皿コースのモダンチャイニーズか、酒場仕様のカジュアルか。中華の店が二極化する中「こんな店が欲しかった」となる、大人の女性にいい一軒だ。
目黒川側は一面の窓。ランチタイムも気持ちがいい
「鶏白湯煮込み麺」¥2,200(2~3人分)
「麻婆豆腐」¥2,000(2~3人分)
「日晴り炒飯」¥1,400(2~3人分)
(右から)藤田さん、ソムリエの上野智一さん、厨房スタッフの田中記実江さん、高橋シェフ。抜群のチームワークで、これまでにない店のスタイルを発信
東京都目黒区中目黒1の8の8 マーキュリー中目黒2F
☎︎03・6822・3600
12:00~15:00、18:00~23:30(日曜~20:00)
定休日:水曜
コースは昼¥3,800~(アラカルトもあり)、夜¥6,800~
photography:Jun Hasegawa text:Kei Sasaki ※エクラ2026年12月号掲載