良性発作性頭位めまい症、メニエール病、片頭痛性めまい…どのタイプにも効く!自宅で簡単にできるリハビリ方法を伝授

めまいに負けない体をつくるには? 延べ20万人以上のめまい患者をみてきた医師の新井基洋さんがその方法をレクチャー!
教えてくれたのは
新井基洋さん

新井基洋さん

’64年生まれ。横浜市立みなと赤十字病院平衡神経科部長。めまいを治すリハビリに詳しく、
’20年から3期連続で「Best Doctors」に選出される。めまい関連の著書多数。

どのタイプにも効くめまいの「リハビリ」

めまいに負けない体は、リハビリによって自分でつくることができる。「小脳は体のバランスをつかさどっています。例えばめまいの原因が内耳にあっても、小脳のバランス機能を高めればそれを補える可能性が高まります。『めまいのリハビリ』は、目や頭、首を繰り返し動かすことで小脳を鍛えられる動きになっています。やっていると頭がクラッとすることがあるのですが、そこで止めないで! この『クラッ』は改善のサインです。ぜひこのリハビリを毎日の習慣にして、めまいを克服してほしいと思います」。

*頭を上下に振る

1.体の正面に右腕を伸ばし、親指を左に向ける。親指の爪を見続けながら、頭を上に30度上げる。

1.体の正面に右腕を伸ばし、親指を左に向ける。親指の爪を見続けながら、頭を上に30度上げる。

2.次に頭を下に30度下げる。目線は親指の爪から動かさず、腕は動かさずにキープすることがポイント。1、2を5回ずつ、一日3回行う。

2.次に頭を下に30度下げる。目線は親指の爪から動かさず、腕は動かさずにキープすることがポイント。1、2を5回ずつ、一日3回行う。

*頭を左右に振る

1.体の正面に右腕を伸ばし、親指を立てる。親指を見続けながら、頭を右に30度回す。

1.体の正面に右腕を伸ばし、親指を立てる。親指を見続けながら、頭を右に30度回す。

2.次に頭を左に30度回す。目線は親指から動かさず、クラッとしてもやめない。1、2を5回ずつ、一日3回行う。

2.次に頭を左に30度回す。目線は親指から動かさず、クラッとしてもやめない。1、2を5回ずつ、一日3回行う。

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