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【東京ではないところに住む】軽井沢に完全移住した「カオス」デザイナー櫛部美佐子さん
CASE.1 完全移住
「カオス」デザイナー 櫛部美佐子さん
櫛部さんの移住スケジュール
| ’18年ごろ | 移住を意識しはじめる |
| ’19年夏 | リサーチ開始 |
| ’20年6月 | 軽井沢の物件に出会う |
| ’20年8月 | 東京の家を引き払い、移住 |
毎日この空気が吸える。それだけでもすごいこと
物理的な距離をとることで冷静に仕事と向き合えるように
昨年の春から軽井沢の物件を探しはじめ、7月には現在住んでいる賃貸の家を契約。こうと決めたら櫛部さんの行動はすばやい。
「たまたまコロナのタイミングと重なりましたが、3〜4年前くらいからふつふつと、少し田舎に住んでゆっくり生活したいと思っていたんです。仕事は東京なので、新幹線で1時間とアクセスがよくて自然もある、適度にお店もあって寂しくない軽井沢がいいなと思って。仕事の兼ね合いなどいろいろなタイミングが合い、去年の春から移住計画が一気に加速しました」
最初はネットの物件情報をチェックする日々。ある日、「これだ!」と思う賃貸の家を見つけ、現地の不動産会社にすぐに電話をした。
「決め手は十分な広さと価格。これはもう絶対早くしないとって、朝ネットに上がっていたのを14時くらいに見つけ、すぐに電話をしたら、すでに4件予約が入っていました。翌日に現地へ見にいき、次の日にサインをして帰ってきたんです」。仕事のペースなど、様子を見るためにいきなり購入するのではなく賃貸を探していたけれど、通年借りられる物件は極端に少ない。「本当にラッキーだった」と櫛部さん。
「でも長く人が住んでいなかったのでデッキはボロボロ、水は漏れてガスは出ない。最初は大変でした。ひとつずつ対処して3〜4カ月かけてやっと落ち着いてきました」。大変な思いをしながらも、9月に住みはじめ最初に感動したのが「空気がおいしい」こと。
「すっごくおいしい、と思いました。毎日この空気を吸うってすごいなって。水もおいしい。東京では水は買っていたけれど今は水道水を飲んでます。近くには川があり、自然の色ってきれいだなとか、薪ストーブってまあるくあったかいんだな、とか発見がいろいろ」
車の運転を始め、犬も飼いはじめた。
「犬は東京の家では飼えなかったのでやっと実現しました。朝早くから起こされるから、生活スタイルもこれまでの完全夜型から、朝型に。家にいる時間も圧倒的に長くなりましたね。買い物や外食に出る回数も減ったし、そのせいか精神的にゆったりしていると思います」
仕事の打ち合わせなどで東京へ行くのは週に1〜2回。最初から完全移住を目ざし、東京の家を残す考えはなかったそう。
「二拠点だと、“東京に帰らなきゃ”っていう気分になるでしょう? ちゃんとゆっくりしたかったので。それでも初めは週に3回くらい東京に行っちゃってました。さすがにしんどかった。今は、“まあいっか”と思えるようになりました。そこは任せていいかな、と割り切れるようになり、いろいろ手放すことができている気がします。きっと都内でリモートしているのとは違う、物理的な距離をとることで冷静になれたのかもしれませんね。東京にいるときは、もっともっとという気持ちがありました。今はちょこちょこと時間をかけていたことを減らしていこうかなと。そうして効率をよくすることでデザインにかけられる時間も変わってきて、より研ぎすますことができるんじゃないかと」。
これだけ気に入っている移住生活。でも櫛部さんはこの場所に執着していない。
「もともと転勤族だったせいかもしれません。そこにずっと住むという考えがあまりなく、今は軽井沢だけれど、いつかほかの場所に行くかも、という感じ。物件を見るのが好きだから、いい条件だったら軽井沢で家を購入するかもしれないけれど、それでも永住という考えはあまりないですね」
長年住み慣れた東京と距離をおき、寂しく思うことは?
「まったくないです。今はZoomもLINEもあるし、いざとなったら1時間で友人に会えますし。たまには外でごはんも食べられて、それができるのも軽井沢のいいところです」
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