-
加齢とともに眠りが変わる!50代におすすめの「快眠アイテム」
体型や寝姿勢に合わないベッドやマットレスが寝つきの悪さや中途覚醒の原因かも……。アラフィー世代は睡眠の質が変わるターニングポイント。折しも睡眠が健康や免疫に影響を与えると注目されている今、「これぞ!」という高級アイテムに買い替えてみては?
「寝言」と「いびき」が気になりだしたら、まずはトライしてほしい4つのこと
医学博士 栗山健一先生
自分にとって、いい睡眠を得られるルーティンを
激しい寝言を呼ぶ悪夢をコントロールするのは正直むずかしいけど…。
「夢を見るのはレム睡眠時で、そのときに脳は昼間経験したことを記憶に刻む作業をしているといわれます。だから、眠りにつく前にその日受けたストレスをリセットすることが大切。また睡眠の質を上げることで、浅い眠りが増えないよう睡眠リズムを整えましょう」
一方、舌根部の筋肉の緊張が弱くなる加齢によるいびきの場合は?
「まずは睡眠中の寝姿勢を変え、アルコールを控えたり口呼吸を減らして気道を確保することが有効。ただし、家族からクレームが出るほどの大きないびきや、いびきで眠れず、日中の活動に支障が出るなら、専門医の受診をおすすめします」
そして、自分にとって、いい睡眠を得られるルーティンを見つけることも有効な「寝言」「いびき」対策。
「好きな香りや音楽でリラックスしたり、ゆったり入浴したり、自然に深い眠りにつける入眠儀式を」
【寝言対策】毎日こまめに「ストレスリセット」!
1.帰宅前の運動
いやなことや不安があるとき思考を止めるのはむずかしいので、ジムなどで体を動かし汗をかいて発散させる。疲れきって眠るイメージ。
2.寄り道で気分転換
帰りにウインドーショッピングをする、知らない道を歩くなど、ルーティンとは違う新鮮な行動で、日中のネガティブな記憶を上書き。
【いびき対策】あの手この手で「気道を広く保つ」!
1.横向き寝
あおむけは舌が落ち込むので、抱き枕を使うなど横向きの寝姿勢を意識して。枕やマットレスなどの寝具は寝返りの打ちやすさで選ぶ。
2.口呼吸を抑制
いびきが発生しやすい口呼吸。口が開かないようにとめたり、鼻腔を広げるテープも試して。読者アンケートでも効果ありの声が多数。
「寝言」「いびき」ともに予防効果が期待できるのが、ホルモン治療!
女性ホルモンの分泌が急降下する更年期は情緒が不安定になったり不眠になったり。ホルモンの減少で自律神経が乱れて体温調節が上手にできなくなり、ほてりや冷えが睡眠の質に影響するケースも。
そんな睡眠トラブルに効果的なのが、エストロゲンを補充するホルモン療法。不安やうつ症状を緩和し呼吸を促進するので、寝言やいびき対策に役立つはず。
【ATTENTION】ケアしても改善しない「寝言」「いびき」は病気の場合も…
寝言の場合「レム睡眠行動障害」
睡眠中に「突然大声で叫ぶ」「悲鳴を上げて飛び起きる」「隣に寝ている人をたたく、蹴る」。悪夢を見ているときに現れることが多いレム睡眠行動障害。通常はレム睡眠中は筋肉がゆるんでいて実際に体は動かないはずなのに、筋肉の緊張を調整する機能が妨げられ寝言や行動に現れてしまう。進行すると激しい行動が増える。
どんな治療ができる?
症状を抑えるために抗てんかん薬を服用。ただ、パーキンソン病やレビー小体型認知症などに関連するとされる特定の脳内物質がかかわっている可能性も。これらの病気の初期症状として起こることもあるので定期的な経過観察が必要。
いびきの場合「閉塞性睡眠時無呼吸症」
「寝ているときに息が止まる気が」「夜中に何度も目が覚める」「何時間寝ても朝すっきりしない」「昼間居眠りを繰り返す」。当てはまるなら、睡眠中に呼吸が止まったり浅くなったりする閉塞性睡眠時無呼吸症かも。肥満のほか更年期に増えるともいわれ、重症になると、心血管疾患、脳血管疾患、生活習慣病のリスクが増加。
どんな治療ができる?
軽症なら下あごを前に出し気道を広げるマウスピースの装着。中等症以上なら、睡眠中、鼻に装着したマスクから気道へ空気を送り込むCPAP装置を使う治療が有効とされる。1泊の入院精密検査のほか自宅での簡易検査で測定可能。
-
アラフィーになると「寝言」や「いびき」が増えるのはなぜ?
昔より眠るのがへたになった、と感じている人も多いはず。その間接的な要因にもなる「寝言」「いびき」の悩みが加速する、アラフィー特有の体と心の変化を専門家がレクチャー。
-
「寝言」と「いびき」はありますか? エクラ世代にアンケート!
最近、無意識に発してしまう「寝言」や「いびき」のせいで、寝ても寝た気がしない、という人、少なくないのでは? 自分だけでなく家族の安眠にも影響するこの2つの「セルフ騒音」。今回は読者アンケートの結果を発表。
-
50代 更年期世代の寝汗は「就寝中のホットフラッシュ」どうしたらいいの?原因と対策まとめ【小田ユイコ×野崎ウイメンズクリニック院長 野崎雅裕先生対談】
この数カ月、急に見舞われるようになった寝汗。首にぐっしょり汗をかき、冬だというのに暑くて悶絶。熟睡できず、朝起きたときにすっきりせず、日中体がだるくて眠くなってしまうことも。「女性のかかりつけ医」として評判の医師、野崎雅裕先生にお話をうかがいました。
What's New
-
更年期症状、治まったら婦人科検診は年1でいい? 乳がん経験者は更年期症状の治療法に制限がある?
更年期症状の治療について読者から届いた疑問や質問に、産婦人科医 高尾美穂先生が回答。今回は、“がん家系”の婦人科検診の頻度、乳がん経験者の更年期症状の治療法について聞きました。
ヘルスケア
2025年10月26日
-
更年期の治療、サプリやプラセンタ注射はいつまで続けるべき?HRT(ホルモン補充療法)の効果と副作用もチェック!
更年期症状の治療については、病院に行くかどうかという迷いから、治療法に関する疑問まで読者からさまざまな声が。治療をうまく取り入れる方法を産婦人科医 高尾美穂先生にうかがった。
ヘルスケア
2025年10月25日
-
疲れがとれない、親の介護や将来の不安…メンタル的にもつらい更年期ののりきり方とは?
更年期は、親の介護の問題や将来への不安などにも直面する世代。メンタル的な不調はどうのりきればいい? 産婦人科医 高尾美穂先生がアドバイス!
ヘルスケア
2025年10月24日
-
イライラが増えた、涙が止まらない…更年期のメンタル不調の乗り切り方を産婦人科医 高尾美穂先生がアドバイス!
イライラや落ち込みなど、メンタル的な不調も更年期には生じがち。乗り切り方を産婦人科医 高尾美穂先生がアドバイス!
ヘルスケア
2025年10月23日
-
更年期は骨折しやすくなる?手指の関節が痛むのは女性ホルモンの減少が原因? 専門医が対処法をアドバイス!
更年期のお悩みに産婦人科医の高尾美穂先生が回答。小さな骨折が増えた、指が痛い、という50代読者からの声。原因は女性ホルモン・エストロゲンの減少だった? その対処法とは。
ヘルスケア
2025年10月22日
-
渡辺満里奈さん“生誕2万日”イベントを開催
渡辺さん「10年先も健康で髪がフサフサでいられるよう」使いたい育毛美容液とは?
-
最新のテクノロジーで女性の体と心をケア
フェムテックで女性の不調に寄り添う。株式会社MTG SIXPADの施策とは
-
MYサイズが必ず見つかる!すっきり見えパンツ
大人に大人気のパンツをウェブエクラ編集長シオヤがお試し!
-
大人の秋は「レキップ」の洗練アウターで
深まる秋、英国調ムードのアウターで着こなしをアップデート。
-
ビタミンC+Dを効率よく届けるサプリとは
Lypo-Cと出会って変わった亜希さんのインナーケアを公開
-
「モラビト」この秋パリのエスプリとともに
この秋、大人の日常に上質な華やぎと品格を添えるウェア登場。
-
松井陽子の「エクラ ゴルフ部へようこそ!」
松井陽子さんが50代におすすめのゴルフウェアやゴルフの楽しみ方をご紹介。
-
大人のためのヘアスタイル・髪型カタログ
髪のお悩み解決!若々しく見えるヘアスタイル
-
エクラ公式通販の人気アイテムランキング
もう迷わない!50代が買うべき秋の服
-
読者モデル 華組のユニクロ・GUコーデ
真似したい!50代ファッションブロガーの着こなし集
-
一度は泊まりたい!高級ホテル・旅館
日常を忘れて至福のときが過ごせる極上の旅へ
-
50代におすすめの最新アイテム
人気ファッションアイテムを厳選してご紹介
-
「ポール・スチュアート」の上質エレガンス
深まりゆく季節に俳優・月城かなとが着こなす最新のワードローブ
-
読者モデル 華組のZARAコーデ
50代はどう着こなす?ファッションブロガーコーデ集
-
板谷由夏「セオリーリュクス」で秋の装い
この秋、レイヤードスタイルで装いに上質感と奥行きを。
-
【おしゃれ好きな50代「ユニクロ・GU」コーデ】秋のおしゃれを楽しむアイテム豊富!端境期に活躍してくれるTシャツやインナーも!
老若男女問わず人気のユニクロ・GU。プチプラだけど高見えする着こなしは!?今回は「ユニクロ・GU」アイテムを使った、おしゃれな40代・50代のコーデをピックアップ。
-
【50代カーディガンコーデ5選】きちんと感もあって気軽に着られる!秋に活用したい一着
秋の風が心地よい今の時期にぴったりのカーディガンは、コーディネートのアクセントとしても活躍してくれる便利アイテム。今回はそんなカーディガンを使った、40代・50代読者モデル・華組&チームJマダムのコーデに…
-
上品な雰囲気が秋らしい!若々しく見える「50代のショートヘア」30選
軽やかさと上品さをまとった、秋のショートヘア。トップはふんわり、顔まわりはすっきりと整えて、若々しい印象に。季節のファッションとも心地よくなじむ髪型で、秋のおしゃれがもっと楽しくなります。
-
【50代におすすめ・秋のボブヘアスタイル60選】老けて見えない!おばさんぽくならずふんわりボリュームを取り戻す
白髪や薄毛、うねりなど40代50代で増えてくる髪悩みを解消して、おばさんぽくならない今どきのボブヘアをご紹介。上品で洗練されたヘアスタイルに変えて気分も一新!
-
美術館・展覧会になに着ていく?きちんと感のある50代にふさわしい美術館・展覧会コーデ5選
秋といえば、食欲の秋、スポーツの秋、そして芸術の秋。さまざまな場所で芸術に触れるイベントや展示が開催されています。そんな季節にぴったりのコーディネートを、40代・50代の読者モデル・華組&チームJマダムの…