年齢とともに変わりゆく肌に加え、夏の環境が過酷さを増す今、エクラ世代にとって保湿ケアの見直しは急務。そこで、美容家の石井美保さんに40代・50代におすすめの美容液を聞いた。今の年齢に必要なケアの積み重ねが、この夏の肌、さらには夏終わりの肌に差をつける。
いしい みほ●美容家。6月に50歳を迎えた、まさにエクラ世代。独自の摩擦レスメソッドを年齢による肌変化やコスメの進化に合わせてブラッシュアップ。多くの人を美肌に導き、自身の透明感とハリも更新しつづけている。
いきなり化粧水は卒業。大人は「導入美容液」をルーティンケアに
「エクラ世代は、加速度的に肌が乾きやすくなっているので、きちんと対策をしないと潤わないどころか、干からびていく一方でシワの原因に。化粧水の塗り方にこだわって重ねづけするのにプラスして、保湿効果の高い導入美容液を洗顔後すぐ、化粧水の前に。特に真夏は潤いをきちんと与えておかないと、秋老けがすすむのでマスト!」
右:コスメデコルテ リポソーム アドバンスト リペアセラ ム
美容成分でできた多重層バイオリポソームを1滴に1兆個も配合。続く化粧水をぐんぐん引き込み、濃密に潤いを保ち続ける貯水力の高い肌へ。
50㎖ ¥13,200/コスメデコルテ
中央:クレ・ド・ポー ボーテ ル・セラムⅡ
瞬時に肌になじんで、潤いと輝きで満たし、お手入れの充実度をアップ。肌に備わる環境ダメージへの抵抗力を高め、ふっくらなめらかに導く。
30㎖ ¥20,350/クレ・ド・ポー ボーテ
左:ランコム ジェニフィック アルティメ セラム
肌本来の自己回復プロセスを促すβグルカンを配合。洗顔後の肌にスッとなじんで柔らかくほぐし、赤みの原因となる炎症を鎮め、健やかな高め安定のコンディションに。
50㎖ ¥18,700/ランコム
「乾きを感じる日のみではなく、毎日のルーティンとして!」
トップス¥19,800/Acka. ピアス¥55,000/エテ ビジュー リング¥11,000/エテ
美容液は1本でいい。美白+エイジングケアのマルチタイプがあれば!
「シミ、シワ、たるみなど複数の悩みが混在するのが大人肌。それぞれに対応する美容液を重ねれば、夏は重くてベタつきやすいし、ひとつに絞ろうとすると何を選べばいいか迷うという声も。そこでオススメは、美白、シワ改善、たるみケアを一本でかなえる高機能なタイプ。毎日取り入れるだけで、肌はちゃんと応えてくれます」
右:ザ・ギンザ エッセンスエンパワリング P DAY
6週間の集中トリートメント美容液。外的刺激によるダメージから守りつつ、健やかな美肌へ一新。
SPF45・PA+++ 45㎖ ¥220,000(NIGHT 45㎖とセット)/ザ・ギンザ
中央:クラランスプレシャス ル セラム ブライト
虹色に輝く海藻のエキスをはじめ、希少な成分を配合。連鎖するダメージを断ち切り、多面的に輝く肌を育成。
30㎖ ¥48,400/クラランス
左:ドモホルンリンクル 美活肌エキス
肌の再生を促すためのエネルギーを充実させて、ハリと明るさがみなぎる肌に。
30㎖(医薬部外品) ¥11,000/再春館製薬所
ただ保湿するだけではなくバリア機能を高め、潤いを自ら抱え込める肌に!
「“保湿”はスキンケアの基本。そのため、すでにできていると思いがちですが、エクラ世代こそ、年齢に合った保湿ケアが必要だと私自身も実感しています。昔のケアのままだと乾燥を招き、肌老けを加速させることに。
特に夏は、暑さ、紫外線、エアコンによる乾燥などの影響で、ひと夏を終えて秋を迎えるころには肌がしぼみ、シワができる可能性が高い。なのに、暑くてベタつきを気にするあまり、さっぱりとしたケアになりがちでは? 大人の保湿は、乾くすきを与えず、摩擦などのダメージを避けながら、肌が潤いを抱え込める状態に導くのが正解です」
撮影/岩谷優一(vale./人物) 橋口恵佑(物) ヘア/大野朋香(air) スタイリスト/今村仁美 取材・原文/楢㟢裕美 ※エクラ2026年9月号掲載