髪のハリ・コシが失われると、トップのペタンコ感や全体のボリューム不足が目立ってスタイルが決まらなくなる。その解決策を、「BEAUTRIUM 265」のディレクター・前田百合子さんがレクチャー。
レイヤーでボリュームレスを解消し襟足はすっきりと。メリハリをつけて若々しく!
ハリやコシがなくなってきた大人の髪は、全体的にボリュームがなくなりトップの根元もつぶれがち。それなのにハチ周りは広がり、思うようにスタイルが決まらないという悩みも。ふんわり感をもたらしながら品よく印象づけるなら、「トップにはレイヤーで空気感を出し、襟足はタイトに引き締めてシルエットに緩急をつけることが大事」と、「BEAUTRIUM 265」のディレクター・前田百合子さん。襟足は短く切り込まずやや長さを残してウルフ風にすることで、首を細く長く見せる効果も。くせを生かしたカットで生まれる自然な毛流れやハネで、抜け感を演出。【担当/前田百合子さん(BEAUTRIUM 265) モデル/谷脇恵美さん(主婦)】
| 髪質 | くせ |
| 細 少 柔 | あり |
Hair Dataの見方
【髪質】左から順に、モデル本人の髪質の太さ、毛量、硬さ、くせを表示しています。太=髪が太い、細=髪が細い、多=髪が多い、少=髪が少なめ、硬=髪が硬い、柔=髪がやわらかい、普=普通
【おしゃれ見えのポイントは?】
ふんわりしたトップからタイトな襟足へのメリハリ感。顔まわりには丸みをつけながら襟足を残してウルフにしたシルエットは、ジェンダーレスかつエレガントな雰囲気。
【カット】くせを生かしながらボリュームの増減を見極める
ベースは耳上のラインに設定したショートボブ。襟足は首に沿うように2〜3cmほどの長さでカットすると、くせが生きて遊び心のあるアクセントに。顔まわりは目元の長さの前髪からサイドにつなげたマッシュラインにカットし、トップからハチ上にはしっかりレイヤーを入れて空気を含んだようなふんわり感を実現。
【カラー】白髪をカバーしながらも透明感のある色選びを
ファッションカラーとグレイカラーをブレンドし、白髪はきちんと染めつつ濁りのないクリアな発色に仕上げる。カラーは、ベージュ系のシアーブラウンをチョイス。肌のトーンを明るく健康的に見せてくれる効果があり、上品で知的な雰囲気をもたらす。
【スタイリング】セット力のあるスタイリング剤を使い、毛流れをキープ
トップは根元を立ち上げるように後ろから前に向けてドライヤーの風を当て、襟足は手で押さえながら乾かしてシルエットを仕込む。ややセット力のあるライトハード系のクリームと軽めのオイルを手のひらで混ぜ、毛先から握るようになじませれば、ツヤ感と束感のある立体的な仕上がりに。
【サロン情報】
BEAUTRIUM 265(ビュートリアム ニロクゴ)
東京都中央区銀座2の6の5 銀座トレシャス4F
TEL:03-3562-6606
https://beautrium.com/
インスタグラム @beautrium_official
撮影/松尾のの(vale.) 取材・文/斉藤裕子